オランダ
日よう日に愛犬を散歩させていた時のこと。ある外国人女性と実っているミカンについて話していました。私が「出身は?」と尋ねると「オランダです」と。ここから話は発展します。私がオランダと言えば「風車」と「自転車」では?と聞くと、風車は少なくなったが自転車は増えていますと。そして日本は車が特に大きな車が多すぎてとても通行が危険。大きな車の税金を2倍にしたら?とまで話が発展して別れました。オランダは自転車で色々な店に買い物に行くのに日本は車で大きなショッピングモールに乗りつけるようになってとても歩行者のことを考えていないと批判がありました。気になってオランダを調べてびっくりしました。皆さん、ネットで是非、調べて下さい。要約すると次の通りです。
第2次大戦の前はオランダの主要な移動手段は自転車でしたが、1960年代から自動車が急速に普及し様相が一変。そして他の国同様、道路に車があふれ自転車は道路の縁へ追いやられました。この自動車の増加が交通事故の死亡者の増大を招き1971年には車にはねられて亡くなった人の数が3,000人を越え、そのうち子供が450人を占めました。
ここまではまさに現在の日本の実情とそっくりです。最近も通学児童が車にはねられて死亡するという痛ましい事故が起きています。
ここからがオランダの本領です。子供のための安全なサイクリング環境を求める社会活動が起きたのです。折りから石油危機の問題も重なり、車道をあけて自転車専用のインフラ整備に本腰を入れ、自転車専用道路の巨大ネットワークが構築されました。
つまり自転車と自動車が完全に分離されたのです。日本の政府もそろそろ車より人命を考える時期だと思います。
(追伸)
何故、私が「オランダ」から「自転車」を考えたかのお話です。
私は昔から慣れ親しんだ患者さんが特に外国旅行に行くときに、小物を買ってきてくれませんか?と、おねだりします。
あえてお金を渡さず、気にならない金額で皆さんおみやげを買ってきてくれます。
ある男性が「オランダに行く」と言うのでお願いしていたら、下の写真を額付きで買って来てくれました。絵には川のそばに自動車が写っています。
それで男性に「自転車がなぜ?」と質問した記憶があったのです。
話は色んな所から発展するものです。
(追伸)
10月30日の追伸欄で書いた愛媛MPの3選手が11月9日に揃ってあいさつに来てくれました。
ちょうど手伝っていた次男も加わって、記念写真を撮ることが出来ました。
それぞれの皆さんの活躍を祈っています。
薬師神さんに感謝です。