愛光14期の同窓生、樋口建史君がこの度、秋の瑞宝章を授賞しました。

樋口君とは愛光中学の時に谷町の御実家に遊びに行った想い出があります。大きなみかんをもらいました。東大卒業後、警視総監を勤め上げ、更にミャンマー大使としてミャンマーへ安倍総理の命で、赴任しました。

その後の同級会でのツーショットです。

14期生には出世した同僚が多いですが、彼もその1人で嬉しく思っています。

 

 

 

 

秋になると読書ですが、昔と内容が異なってきました。最近は心に響くような書物を読みたい、という気持ちが強いです。

人生後半に入り、知識だけでは人間としてはダメだと思うようになりました。

最近の若者は、やれ、スマホでTIKTOKでとに角、「面白い」ものを読みたがります。我々の世代に対しては「固い」「面白くない」という感想のようです。

しかし、中国なら3000年の歴史。そう簡単に代わるとは思っていません。

「故きを温ねて新しきを知る」(論語)。

とても大事なことに、まだ若い人は気がつかないのかも知れません。

(追伸)

ハロウィンです。2人共、決まってますね。

 

 

日本人の死亡原因1位のがん。

日本人の2人に1人が、がんになる。男性の方がかかりやすく3人に2人が、がんになり4人に1人が、がんで亡くなる。この統計を見るたびに恐ろしいと思います。

がん(Cancer)はヒポクラテスが乳がんが広がっていくさまがまるでカニが脚を伸ばしているように見えたことからギリシャ語でカニと名付けたと言います。(カニ座は英語でCancerですね。)

さて東海大口腔外科の太田嘉英教授の論文から引用します。(私が頭にある、がんの発生メカニズムと一緒でした。)

体は常に新陳代謝をして新しい細胞に入れ替わる。古い細胞が自らの情報をコピーして新しい細胞が出来ると自らは消滅する。ところがコピーミスがたまに起きる。そのミスが軽いものは良性、重いものが、がん細胞。

がん細胞は1日に5千個以上発生すると言われているが、そう簡単に発病しない。がん細胞が一定の場所に取りついてある程度の大きさにならなくてはならないのです。その前に免疫の働きによって敵と認識され、食べられてしまうのです。

高齢になるとコピーミスの頻度が増え、また免疫力が低下するので、がんが発生しやすくなる。つまり年を重ねたら免疫力をアップすることが重要でそういう生活指導や、ある種の漢方薬を処方しています。

(追伸)

10月26日、ドラフト会議が行われた。

愛媛MP(マンダリンパイレーツ)からは菊田選手、宇都宮選手、河野選手が指名され3人同時指名が2005年の2人を超えて球団最多になった。それぞれ中日、巨人、オリックスである。

私はMPのチームドクターを薬師神取締役から仰せつかって協力している。20年近いお付き合いの方である。選手がコロナ、インフルエンザ、また熱中症等、不調時の診断、治療に時間外でも対応している。

今回、薬師神さんと電話で祝杯をあげた。

愛媛のためにもますますMPの発展を祈っています。

薬師神会長より、嬉しいメールが届きました。

読売ジャイアンツのスカウト岸さん(元MP投手)が、宇都宮選手に指名 挨拶に来社してくれました。(阿部新監督の指名カードを持参)

 

 

 

日経新聞「春秋」からの記事を引用します。

筆者曰く、「初めて乗った新幹線は新横浜-東京だった。たったの20分、冷水機の水をごくごく飲み紙コップを記念に持って帰った」と。

今でも車内販売はうきうきする。感服するのが、こまやかなサービス。パーサーとして活躍した徳渕真利子さんの著書「新幹線ガール」によるとビールはとにかくキンキンに冷やす。富士山が見える時刻も必ず頭に入れておくのだと言う。

累計60億人超を運んできた新幹線の車内販売が10月末で姿を消す。

駅弁や飲み物は持ち込む時代だし、人手不足の時代である。

また「昭和」が消えていく気がして寂しいのは私だけであろうか?

 

 

「咳が止まらない」という主訴は、ものすごく多いです。コロナ禍で尚更、増えた気がします。

気管支炎の粘膜での急性炎症がもととなって起こる「急性気管支炎」。ウィルスや細菌の感染によって引き起こされます。

シニアは老化によって免疫力が低下し気管支炎を起こしがちになります。また体力がないために治りにくく長引く場合が多いです。こじらせて肺炎に移行すると怖いので早めの対策が必要です。

肺は乾燥に弱い臓器です。空気が乾燥する秋は、もっとも注意が必要な季節です。肺はほかの臓器と違って外気に直結している分、その微妙な変化をキャッチしやすいといえます。

食材では肺を強めて潤いを与える食材を取り入れて下さい。おすすめはナシ。肺の機能をアップし、しっかりと潤す高い効果があります。空咳や痰のからみなど喉の不調に優れた働きがあり、まさに「のど飴フルーツ」です。はちみつと組み合わせると良いそうです。

 

 

 

秋はやっぱり「読書」ですね。

最近はネット社会です。「じっくり読む」ことを特に若い方はしていないのではないでしょうか?私は昔は知識や情報を得るために本を読もうとしていましたが、最近は心に響くような書物を読みたいという気持ちが強くなってきています。

ネットの功罪は孫達をみていてもよく分かります。

まりちゃんには絵本や子供用小説を定期的に送っています。

より豊かな精神が育(はぐく)まれることを願っています。

(追伸)

10月18日は、悠里の誕生日でした。

14才を迎えました。初孫の感激からもう14年も経ったのですね。

姉妹共々、元気でがんばって欲しいです。

 

 

ジャスミンはモクセイ科の植物で主にアジアやアフリカの熱帯が原産地の植物です。

日本ではオオバナソケイやソケイという名でも呼ばれていて、ジャスミンはペルシャ語由来。

古くからインドでは祈りの儀式や結婚式、祭事などに欠かすことのできない花で中近東から欧米では女性の名前として用いられることがあります。

ジャスミンは花の匂いによる健康効果が大きいとされます。ジャスミンは午前2時という夜間に開花する面白い特徴があり、「夜の女王」とも呼ばれています。ジャスミンの花から抽出される精油は花粉700kgから1kgしか抽出されないことからとても貴重です。香水やアロマセラピー、ハーブティー、食品の風味づけにも用いられています。

ジャスミンは匂いが自律神経に与える影響が大で暑さでたまった疲れやストレスを緩和し心を落ち着かせる効果があります。

上手に使って下さいね。

(追伸)

K君が最近、上高地へ行き、写真を送ってくれました。

多くの読者の皆様が1度は行ったことのある上高地の河童橋。私も学生の時と院内旅行で行きましたが、全く自然は変わらずそのままの姿を守ってくれています。

また行きたいものです。

 

 

 

亡くなる2日前まで公務をこなしていたエリザベス女王のような死を望みたいが、日本人も昔から「死ぬまで元気でいたい」という願望を持っている。

さて高知県に疋田善平さんという医師が健在である。90才まで診療を続け今年で102才になる。

その疋田さんが言う言葉を紹介する。

人間は3度死ぬ。

①退職して社会に貢献できなくなった「社会死」。

②自分の身の回りの世話ができなくなった「生活死」。

③心ぞうが止まる「生物死」。

昔はこの3つの死は同時にやってきたが平均寿命が延びて②と③の間が長くなった。これをうまく乗り切るには筋肉の強化が大事である。筋肉が衰えると足があがらなくなり転倒→骨折というお決まりのパターンになる。

つまり体を動かすことが大事で、定年があろうがなかろうが生涯現役で仕事をして欲しいです。

農村の人が年をとっても元気で寿命が長いのは、毎日体を動かしているからです。

「死ぬまで働くこと」。生活に余裕がある人は「人のために働くこと」。生涯、筋肉を動かして下さい。

確か、007は2度死んだかな?(余談)

(秋祭り)

10月5~7日で松山の秋祭りが行われた。

7日には四角さん、八角さんがありがたい事に病院に来てくれた。

「もてこい もてこい もてこい」

今年はノーマスクでみんなが心から楽しめた。何年ぶりだろう。

職員も患者さんも一体となって楽しめました。関係者の方々、ありがとうございました。

尚、不思議にこの祭りの季節になるとキンモクセイが特に夕方に甘い香りを放つ。キンモクセイの花言葉は「謙虚」「真実」とあります。

 

 

 

 

 

 

 

人生、50才を越えると残りの人生をどうやって有意義に過ごすか、を考えないといけない。

①嫌いで不得意なことに注力している暇があったら、好きで得意なことに集中したい。そのためには不得意な部分を思い切って外注する。

一時的に収入が減っても好きで得意なことに集中することで挽回できる。

「俺らしい生き方」に挑んだ記憶はいつまでも消えない。

②ときめく人と会う

惰性で人と会い続けるより、「進化型の自分」を目指すなら、自分がときめく人と会うようにする。

③正しいかでなく楽しいか

楽しいかどうかで物事を判断すると見える世界が変わる。

④「クレクレ」をやめて奉仕を楽しむ

尊敬して欲しいとか丁寧に扱って欲しいと考えているとメンタルが不安定になる。それより奉仕による満足感の方がすばらしい。

 

 

 

 

シニアになると食事摂取量の低下が問題になります。吐き気が引き起こされる原因はさまざまですが、胃の働きの低下がよくあります。年齢を重ねると胃を守る粘膜層が減って刺激に弱くなり吐き気を引き起こしやすくなります。また胃の蠕動運動(ぜんどううんどう)が低下すると胃がもたれる大きな原因になります。

老化により自律神経の働きが低下するとストレスがかかりやすく胃の不快感につながります。

胃の働きを整えて吐き気を改善するおすすめなのが梅干し。胃もたれに高い効能があり、とくに薬膳において吐き気の改善によく使われます。

梅干しは薬膳において食あたり、下痢、腹痛、坐骨神経痛の改善にも役立ちます。

夏バテには梅干し!そしてショウガも組み合わせると効果が高まります。