雑多な机や仕事場が多くないですか。

いかにも無機質で無味乾燥。その中で皆さん、仕事を次々とこなしていますが、Aさんのデスクには小さな観葉植物が飾っています。

デスクを通りかかる人も、しばし足を止め「緑が目に優しいね」「少し大きくなったね」と会話がはずみます。

こんな小さな観葉植物でも心をいやし人間関係を和らげる作用があります。

植物の緑は心身に良い影響を与えてくれます。

ちょっとした工夫で、ずい分職場環境は変わります。やってみて下さい。

(追伸)

当院の南側のリハビリ室に面する花壇にチューリップが満開となりました。

道行く人がみんな喜んでくれます。これも庭の管理を任せているO君のおかげです。

尚、「くに~ず」は当院の愛称です。

 

 

 

 

 

孫のまりかが、3月21日で幼稚園を卒業した。当日は雨模様でしたが、無事に卒園式は終わったようです。

姉のゆうりが下の妹が「欲しい」「欲しい」と願ってついに7年経って誕生した、まりか。

すくすくと育って4月からは、ゆうりが通っていた小学校に入学となる。

「卒業」には皆さん、色々な想い出がきっとあるでしょう。

卒業ソングではYell/生きものがかり。歌詞では「ともに過ごした日々を胸に抱いて飛び立つよ 独りで 未来(つぎ)の 空へ」が好きです。

まりかも次の空へ向かってがんばれ!とエールを送ります。

(追伸)

3月20日は、まりかの6才の誕生日でした。

ぴかぴかの小学生を目指してがんばって欲しいです。

尚、多くの方から、まりかへ誕生日プレゼントをいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍でかなりの期間、封印してきたゴルフに先日、行ってみた。(奥道後G.C.)

3月とは言え、当日は夏のような暑さであった。

ゴルフと言うスポーツは最近、各界の学者から生涯出来る肉体運動のNo1と推奨されている。

患者さんの中にはエージシュートを楽しんでいる方も多い。私もエージシュートは経験したいものの1つである。長生きが必須条件であるから。

さて奥道後GCの特徴は各ホールの樹花である。今回は15番ホールの木蓮を取り上げます。ホールの左側一面にビッシリと植え込まれた木蓮はとても壮観です。ゴルフをしない方にも是非、ご覧いただきたいものです。

ゴルフは自然と戯れるスポーツですから。

 

 

 

故郷(ふるさと)や どちらを見ても 山笑ふ

明治の俳人、正岡子規の俳句です。

病床の子規が故郷の松山の春を想って詠んだ俳句として有名です。

「山笑う」は春の季語として江戸時代から詠まれてきました。

ちなみに「山滴る」(したたる)は夏、「山粧う」(よそおう)は秋、「山眠る」は冬の季語です。

我々、松山の生んだ子規。病床の最後の十年間は東京の根岸で結核の療養で寝たきりでした。

故郷の海や山を想い自然の恵みに健康な我々は感謝しなければなりません。

 

 

コロナ禍が終了して何をやりたいか?と尋ねるとトップは雑談です。

気の合った人達と心置きなくワイワイできるひとときがどれほど平和で幸せなことか、初めてわかりました。

孫のまりか(5才)なんかは3才で幼稚園に入ったとたん、マスクなるものを強制されて、かわいそうでなりません。

さて雑談のマナーについて話してみます。

宗教や政治など、その人の信条に関することは気をつけること。下手をするとけんかになります。

マルチ商法の客集めや宣伝もタブーです。

最後に押さえておきたいのが他人の噂話です。

真偽のほども分からないまま拡散する手伝いをしていませんか?他人の不幸は蜜の味といわれるほど乗りやすいものなので、悪口大会にならないように気を付けましょう。

雑談は情報の宝庫。マナーを持って楽しく雑談しましょう。

 

 

 

ロン・ハワード監督の「We Feed people」(食を届ける使命)は非営利団体(WCK)が12年の間にボランティアグループから最も高く評価される人道支援団体に成長する過程を描いた作品です。

現在、戦争、地震や干ばつなど多くの難民が発生しています。難民にとって最も大事なのは、やはり「食」だと私も思います。この映画はトップシェフの救済活動を描いています。ちょうど2月22日の日経「春秋」にも取り上げていました。

スペイン出身のスター料理人、ホセ・アンドレさんが2010年冬、カリブ海でバカンス中にハイチで大地震が発生、直ちに被災地に入りシチューを作った。テレビ番組も持つ一流シェフである。しかし地元の女性達は、この料理はダメで人々が食べたいと思う料理でない、と切り込んだ。現地の人達が慣れ親しんだ味を届けること。それからWCKが創設された。

今年2月6日に起きたトルコ・シリア地震には8つのキッチン、40のレストランやフードトラックを通じて300万食を協力者と調理し配布した。直前までウクライナで支援していた女性シェフの姿や、ポーランドから車で駆けつけたシェフも交り、大鍋でトルコの伝統スープを作ったらしい。

人材を巻き込み食材も現地で調達する。

「料理して空腹の人に配る。それだけで変化を起こす」と。

もう世界は分断をやめて結合しようではないですか。

 

 

3月11日は当院の創立36周年となります。

先代の後藤田公夫先生も喜んでくれると思います。

今後共、宜しくお願い致します。

昨年、12月21日には当院の診察カードナンバーが40,000を達成しました。つまり、4万人の方が1度は当院を受診していただいたことになります。

本当に長い道のりでした。

孫達もお祝いの手紙を送ってくれました。

感謝。

 

(追伸)

下の記事は、ちょうど36年前の開院日の愛媛新聞です。

かなり黄ばんで歴史を感じます。

 

 

 

 

 

 

 

2月13日に急性心不全で亡くなった松本零士さん。85才。

今の若い方も「銀河鉄道999」や「宇宙海賊キャプテンハーロック」など壮大な宇宙を舞台にしたSFの世界を見聞きしている事と思います。

今回は、松本さんが何故、宇宙の世界を描くようになったのかを振り返って調べてみると、辛い話があったのです。実父が、戦争中、南方戦線に赴いて、航空隊のパイロットとして厳しい経験を積んだのです。若い隊員を数多く指導し、特攻の舞台へ送り出しました。しかし皆さん御存知のようにみんな桜と散ってしまいました。

実父は生還しましたが、多くの部下に対して自分が生還したことに自責の念を背負って生き続けました。

きっとお父さんの辛い愚痴を毎日聞いたのだと想像します。そこから地球の嫌な世界を離れて宇宙へと舞台が広がったのです。お父さんが語る空や雲の物語は松本さんの宇宙への思いにつながりました。そんなあわれな父を子供心に「最後のサムライだった」と誇りに思ったとあります。

合掌。

 

 

 

若者が読む人気漫画「ゴールデンカムイ」を知っていますか?

明治時代末期の北海道などを舞台に埋蔵金伝説を追う元陸軍兵とアイヌ民族の少女の冒険を描いた、野田サトルの漫画です。

ファンが俗々とモデルとなった施設を「聖地巡礼」しています。

作品は北海道の歴史や時代背景、アイヌ文化に関する詳しい描写が特徴です。

管理する北海道歴史文化財団よると、52ある建造物のうち33棟が何らかの形で作品中に登場します。人気の高まりを受け、道のアイヌ政策推進局は拡張現実(AR)を使ったスタンプラリーを開始。道内の「ゆかりの地」47ヶ所を訪れるとスマホのアプリで作品のキャラクターのARを入手出来る仕組みになっているそうです。

目指せ、北海道!!

 

 

 

「春は名のみの風の寒さや・・・」がぴったりの今日、この頃。この「早春賦」は日本の歌曲としてあまりにも有名な曲である。

さて梅の花が新聞、TVであちこちでほのかな香りを放っている。

さて日経新聞「春秋」に興味ある記事をみつけた。

梅は中国が原産だ。愛(め)でる風習も含めて中国から伝わった。清朝期に出版された園芸書「秘伝花鏡」には、梅の香りを保存する方法が紹介されている。

開きかけのつぼみを冬の間に切り取り、蝋(ろう)漬けにしておく。夏になってからお湯でそれを戻せば鮮やかに花がほころび芳香が立つ、とある。

なんとも優雅な話である。日本は中国から色々な文化を吸収してきた。無用のエスカレートを避けるべく、物事をうまく処理する言葉で「塩梅」(あんばい)も中国から来た言葉。つき合いの長い日本と中国。うまくやって欲しい。