私もそうですが食後にコーヒー。至福の時と思います。

さて今回は「尿路結石」のお話です。コーヒー党には、水を差す話かも知れません。

胃の中が空っぽの状態でブラックコーヒーを飲むとコーヒーに含まれるシュウ酸が消化管から吸収され血液中に入り腎ぞうで排出され尿路に入り、そこで尿中のカルシウムと結合してシュウ酸カルシウムと結合してシュウ酸カルシウム結石ができます。これを避けるにはコーヒーは食後に飲むことです。コーヒーに含まれるシュウ酸は先に胃の中に入った食べ物に含まれるカルシウムと結合してシュウ酸カルシウム結晶となるため消化管に吸収されません。そのまま便排出となるので尿路結石リスクは軽減します。

コーヒーをブラックでなくミルクを入れても同じことで便排出し結石が出来にくいです。

参考にして下さい。

 

 

 

新年明けて1月8日は、亡き親父の17回忌で今治へ赴いた。今治にある観音寺(臨済宗妙心寺派)に親父は眠っている。

読経の後、和尚さんが我々兄弟を前に講和をしてくれた。

「亡きお父様は本当に気さくで、人なつっこい人でした。みんなのために尽くす性格でした。」と。

ついでに私の方に向かって「息子さんもよくTVに出られて活躍してますね」と言われた時は正直、驚いた。

次の25回忌に又、みんな「勢揃い」したいものです。

話は変わって、美しい庭園の説明をしていただいた。この寺は元禄年間に建てられ、空襲や豪雨のたびに改修(3回)した由。すばらしいお庭にほっと一息つきました。いくつかを掲載致します。

 

 

皆様、あけましておめでとうございます。

昨年、元旦に新年の抱負を掲げて無事に達成出来ましたか?

強い決意は固い意志を生み、固い意志は速やかな実行につながります。

「一年の計は元旦にあり」です。

目標に数字を入れて着実に実行に移していけば、きっと1年後に大きな実りとなるはずです。

がんばりましょう。

 

 

 

 

みなさんは、どんな1年だったでしょうか?当方はコロナに明けてコロナに終わりました。

忘年会も出来ず、親睦的なことは何もしてやれませんでした。

来年の干支は「うさぎ」。

良い方向に、はね回ってくれる年であって欲しいものです。

皆様、年末年始を静かに楽しくお過ごし下さい。

来年のブログは1月5日(木)からです。

今年1年、御愛読ありがとうございました。

(追伸)

2023年度より「働き方改革」により土よう日の診療は午前(9時~12時)のみになります。

御了承下さい。

 

 

 

 

 

「痛風」は知らない人が居ないくらい有名です。尿酸の結晶が関節で炎症を起こす病気です。

医療機関では発作を痛み止めなどで抑えてから尿酸値を下げる薬を使って発作予防の治療をしています。

これまでの治療は尿酸値を下げることと発作を予防することが重要と考えられており、私もそうしています。

しかし今年の医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに痛風発作と心筋梗塞や脳卒中との関連を研究した論文が掲載されています。

端的に述べると、痛風を持っていると心筋梗塞や脳卒中のリスクが高くなるということです。体に炎症が起こると血液の状態が変化してその後に血栓症が出現しやすくなります。イギリスの調査では痛風発作後2ヵ月以内に心筋梗塞や脳卒中を起こす確率が発作前の2倍に増えていたそうです。

注意して下さい。

(追伸)

クリスマスは楽しかったようです。

幼稚園で描いた絵も素敵です。

 

 

患者さんでゴルフ場関係の人が居ます。

ゴルフをする人ならわかりますがクラブで芝を削ると、削られた所は「ディボット」と言う穴が残ります。砂を入れて修復を早めるのが「目土」(めつち)です。

「目土」をすることにより芝生の再生が早まり美しいコースでの気持ち良いプレーが可能になります。人の見ていない所で人のためになることにつながるのです。

これはゴルフ場だけの話ではありません。

仕事場をきれいにしておくこと、整理整掃をしておくことは、お客様にも良い印象を与え、仕事の効率化も図れます。

各々の職場で「目土」作業をする所はたくさんあります。もし、今の職場がきれいなら陰で人知れず「目土」をしてくれている人がきっといるのでしょう。

(追伸)

最近、南予の大雪には同じ四国ながら驚かされます。

まりちゃんは風の子でしょうか?

(昔は、「じじばばは火の子」と言われていました。)

 

 

Aさんはデスクの上など人から見られる場所は整理しているものの人目のつかない引き出しの中の整理は疎かになっています。

その理由は業務処理を第一優先にしているので仕事に関係のない場所の整理は時間が出来た時にすればいいと考えていたからです。

ある日、打ち合わせが早く終わった時、「そうだ、この時間にやろう。今、やってしまおう」と思いました。不要な物を捨てて整理すると引き出しの整理はわずか30分ほどで片付きました。

机の半分以上のスペースが出来た上に、これまで引っかかっていたことも片付いて心が軽くなりました。

これ以来、Aさんは気づいたことは先延ばしせずにサッと手をつけるようになったそうです。

そうです。「今」なんです。

 

 

 

悪天候に泣く、非運に泣く、等、「涙」にはネガティブな使われ方が多い。

しかし医学的にはプラス面もある。

涙液には2つの役割がある。一つ目は平常時、角膜に栄養や酸素を提供し異物や雑菌の侵入を防ぎます。

もう一つは非常時の役割。心身にとっての有害物を排出する機能。例えばタマネギを包丁で切って飛散する硫化アリルを洗い流すため大量の涙が出ます。

排出するのは情動的なものも含みます。涙には「コルチゾール」というホルモンが含まれます。ストレスホルモンとも言われますが持続的なストレスによって分泌量が増えると高血圧、高血糖、免疫機能の低下などを引き起こすとされる。

泣くことはストレスホルモンの排出になるのです。

何かをため込んでいる日々が続くときは、信頼できる人に話したり映画やドラマを見て泣くのも良いと思います。

 

 

 

せわしい12月。ゼネラルリサーチが発表した「メンタルヘルスに関する調査」によると実は12月が1年間で最も気分が落ち込む月であることが明らかになった。

五月病は有名だが12月が最悪とは!?

回答者の理由には「年が終わるのが恐ろしい」「1年が終わると漠然とした焦り」「慌ただしいから」等。

不調の原因は「疲れがとれない」「やる気が起きない」「イライラする」「よく眠れない」などで共感する人も多いのではないですか。

さて腸内環境を意識している人は、そうでない人と比べて気分が落ち込みにくい、という報告があります。腸内環境が整っていると脳内で「幸せホルモン」のセロトニンが分泌され自律神経が整います。

「ヨーグルト」「納豆」「チーズ」を試してみて下さい。

 

 

 

今年も年の瀬が迫ってきました。

我々の年齢になると、患者さんも含めて「一年はあっという間だ」「時の経つのが早い」といったセリフをよく口にします。

フランスの哲学者ポール・ジャネは「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価される」との法則を発案しました。

「ジャネの法則」によると「50才の人にとって1年の長さは人生の50分の1、孫のまりか(5才)にとっては5分の1に相当します。よって50才の人の10年間は、まりかの1年間にあ当たり、まりかの1日が50才の人の10日に当たる」となるのです。

それとは別の学者の切り口では大人の生活はワンパターンになりがちなので1年を短く感じさせるのだ、と。

孫のようになるためには、毎日新しい物事に取り組むことです。スポーツ良し、趣味良し、色々取り入れることが大事なようです。