ウサギ
今年は卯年。株式相場の格言で「卯は跳ねる」と成長の年とされる。
さてウサギについて、いくつか勉強してみた。
①繫殖力
ウサギは繫殖力が高いことから「子孫繫栄」の縁起物になっている。
ウサギは「交尾排卵動物」なので妊娠する確率が100%に近い。オスウサギは1年中発情がありメスも基本的に年中繫殖できます。妊娠期間は約30日で1度に1~10匹出産しますから2年で200匹以上などの記録があります。
②白兎神社(はくと)
古事記で紹介されている「因幡の白ウサギ」にちなんだ由緒ある神社。
古事記の中で止血剤として古くから使われた蒲(がま)で白ウサギを治療したことから「医療」の神様として祭られています。
③雑誌「PLAYBOY」のロゴ。
1953年ヒュー・ヘフナーによって創刊された娯楽雑誌。ウサギ→性欲→プレイボーイの連想でロゴマークも蝶ネクタイをしたオスウサギが登場。
④どうして耳が長い?
ウサギは、ほとんど汗をかかないので、血管が網の目のようにはりめぐらされた耳に風を当て、中の血液を冷やしています。さらに外敵をいち早く察知するため、かすかな物音も聞き逃さないようにしている。
⑤なぜピョンピョンはねる?
犬のようにしては逃げる速度が遅くなるので後ろ脚をそろえて速く跳ぶ。
(追伸)
職員が大事に飼っている、うさぎの「ごま君」(2才)です。
今年は跳躍の年にあやかりますように。かわいいです。いちごも食べるのですね。
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冬の脱水
新型コロナの感染拡大以来、睡眠不足や体調不良を訴える患者によく話を聞いてみると「脱水」を起こしているケースが増えたと言います。
「脱水」と言うと夏のものと思いがちですが、マスク着用が定着した今、「喉の渇きに」に気付きにくくなります。
水分を含んだ自分の呼気がマスクの内側にこもり、その湿った空気を再び吸い込むことで、口や喉の乾燥が抑えられるからです。
ただ人間の体からは尿や発汗以外に呼吸や皮膚からの蒸発によって常に体内の水分が失われています。これを不感蒸泄(じょうせつ)と呼びます。(1日に約900mlくらい。)
それと暖房器具をつけっぱなしが多いので体内の水分は蒸発しやすいです。
脱水は腎不全、心不全、多臓器不全の原因にもなります。
2時間ごとに200~300mlの水分を補給することを意識して下さい。また加湿器も効果的です。
孫達の年末年始の写真を掲載します。
今年も元気ですくすく育って欲しいです。
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尿路結石
私もそうですが食後にコーヒー。至福の時と思います。
さて今回は「尿路結石」のお話です。コーヒー党には、水を差す話かも知れません。
胃の中が空っぽの状態でブラックコーヒーを飲むとコーヒーに含まれるシュウ酸が消化管から吸収され血液中に入り腎ぞうで排出され尿路に入り、そこで尿中のカルシウムと結合してシュウ酸カルシウムと結合してシュウ酸カルシウム結石ができます。これを避けるにはコーヒーは食後に飲むことです。コーヒーに含まれるシュウ酸は先に胃の中に入った食べ物に含まれるカルシウムと結合してシュウ酸カルシウム結晶となるため消化管に吸収されません。そのまま便排出となるので尿路結石リスクは軽減します。
コーヒーをブラックでなくミルクを入れても同じことで便排出し結石が出来にくいです。
参考にして下さい。
17回忌
新年のあいさつ
皆様、あけましておめでとうございます。
昨年、元旦に新年の抱負を掲げて無事に達成出来ましたか?
強い決意は固い意志を生み、固い意志は速やかな実行につながります。
「一年の計は元旦にあり」です。
目標に数字を入れて着実に実行に移していけば、きっと1年後に大きな実りとなるはずです。
がんばりましょう。
今年もあとわずか。
みなさんは、どんな1年だったでしょうか?当方はコロナに明けてコロナに終わりました。
忘年会も出来ず、親睦的なことは何もしてやれませんでした。
来年の干支は「うさぎ」。
良い方向に、はね回ってくれる年であって欲しいものです。
皆様、年末年始を静かに楽しくお過ごし下さい。
来年のブログは1月5日(木)からです。
今年1年、御愛読ありがとうございました。
(追伸)
2023年度より「働き方改革」により土よう日の診療は午前(9時~12時)のみになります。
御了承下さい。
痛風
「痛風」は知らない人が居ないくらい有名です。尿酸の結晶が関節で炎症を起こす病気です。
医療機関では発作を痛み止めなどで抑えてから尿酸値を下げる薬を使って発作予防の治療をしています。
これまでの治療は尿酸値を下げることと発作を予防することが重要と考えられており、私もそうしています。
しかし今年の医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに痛風発作と心筋梗塞や脳卒中との関連を研究した論文が掲載されています。
端的に述べると、痛風を持っていると心筋梗塞や脳卒中のリスクが高くなるということです。体に炎症が起こると血液の状態が変化してその後に血栓症が出現しやすくなります。イギリスの調査では痛風発作後2ヵ月以内に心筋梗塞や脳卒中を起こす確率が発作前の2倍に増えていたそうです。
注意して下さい。
クリスマスは楽しかったようです。
幼稚園で描いた絵も素敵です。
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美しい場つくり
患者さんでゴルフ場関係の人が居ます。
ゴルフをする人ならわかりますがクラブで芝を削ると、削られた所は「ディボット」と言う穴が残ります。砂を入れて修復を早めるのが「目土」(めつち)です。
「目土」をすることにより芝生の再生が早まり美しいコースでの気持ち良いプレーが可能になります。人の見ていない所で人のためになることにつながるのです。
これはゴルフ場だけの話ではありません。
仕事場をきれいにしておくこと、整理整掃をしておくことは、お客様にも良い印象を与え、仕事の効率化も図れます。
各々の職場で「目土」作業をする所はたくさんあります。もし、今の職場がきれいなら陰で人知れず「目土」をしてくれている人がきっといるのでしょう。
最近、南予の大雪には同じ四国ながら驚かされます。
まりちゃんは風の子でしょうか?
(昔は、「じじばばは火の子」と言われていました。)
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そうだ今やろう
Aさんはデスクの上など人から見られる場所は整理しているものの人目のつかない引き出しの中の整理は疎かになっています。
その理由は業務処理を第一優先にしているので仕事に関係のない場所の整理は時間が出来た時にすればいいと考えていたからです。
ある日、打ち合わせが早く終わった時、「そうだ、この時間にやろう。今、やってしまおう」と思いました。不要な物を捨てて整理すると引き出しの整理はわずか30分ほどで片付きました。
机の半分以上のスペースが出来た上に、これまで引っかかっていたことも片付いて心が軽くなりました。
これ以来、Aさんは気づいたことは先延ばしせずにサッと手をつけるようになったそうです。
そうです。「今」なんです。