気温の変動が昨年より大きい。

寒暖差疲労とは寒い、暑いの気温差が大きい時に生じる不調を総じて指しています。

室内外の気温差や前日との気温差が7度以上ある場合に起こりやすい。

寒くなると体温が下がりますが下がり過ぎると生命維持が難しくなり体に悪影響を与える。そこで末梢での血管が収縮し体から熱を逃がさないようにします。一方で体温が上がり過ぎるのも体には悪影響。高温の状態が続くと細胞へのダメージが大きくなります。今度は末梢血管が拡張し、皮膚で熱交換を行います。これで不十分であれば汗をかいてその気化熱で体温を下げます。

寒暖差疲労も通常の疲労もその解消に睡眠の質が大きく関係しています。生活習慣が乱れている人は改善して下さい。

あと、一部の漢方薬も勧めます。

(追伸)

1月6日に城山に登った折に、ふと見つけた梅の花。咲き始めていた。旧暦では春である。

私は年を取ったからか、旧暦がしっくりするようになった。調べてみると今の季節の区切りは「体感、実感の季節感」に対し旧暦は「気配、予感の季節感」とある。確かにここ数日、暖かったなあ。

服部嵐雪の句を想い出した。

「梅一輪一輪ほどの暖かさ」。

 

 

 

 

みなさん、年末年始は楽しかったですか?

神社の初詣で、どんなことを誓ったでしょうか?

当院では、正月に誓ったことが年末に達成できたのかを朝礼で尋ねています。

振り返りや反省がない人には進歩はありません。

個人も会社も常に振り返る習慣をつけ、次の一歩を踏み出したいものです。

 

 

皆様は今年の1月に立てた目標を覚えていますか?果たして何%達成できたでしょうか?

Aさんが出来なかったことに落ちこんでいると、友人が「半年近く続けられたのはすごいことだよ。達成の有無も大事だけど、どれだけできたかに目を向けてみたら」と言いました。

Aさんはその言葉に心が明るくなりました。

出来なかったこと、失敗したことを思い出すと心は暗くなり前へ進む力が失せます。

それよりも出来たことにフォーカスすることでプラスの一面が見えてきて、心が明るく前向きになります。

どうか来年も新しい目標の下、がんばりましょう。

尚、新年は1月4日(木)からスタートです。

 

 

 

ジェネリック(後発医薬品)は価格がどんどん下げられ、確かに患者負担としては助かるかも知れないが、一方で、深刻な薬不足に陥っている。マスコミはジェネリックメーカーが1人悪者にされているが、実はかわいそうな点が多い。ジェネリックメーカーは生産は拡大したものの採算が取れない医薬品も多数発生。

薬から上がる利益が減って極限までコストカットされたら皆さん、どうだろう?彼らも家族を養わなければならない。給与も出ない或いは大幅削減になれば、だれがやるだろう?経済の大原則は、それぞれが最低限の利潤を保証すべきである。

日本のジェネリックのシェアがほかの国に比べるとまだ低い。ジェネリックで「儲かる」ようにしてあげないと国民の買う薬の80%を占める経営に不安が残る。ジェネリック企業に売った量に比例してフィードバックをしてあげる仕組みを考えたらどうだろう。

「共存繫栄」がキーワードです。

(追伸)

愛媛県も広い。

孫達の居る宇和島は登校も大変のようです。

ゆうりとまりかでした。

 

12月に贈る品物や年末に贈り物をする風習を「お歳暮」と称していますが、元々「歳暮」は「年の暮れ」を指す言葉です。

日本では年の暮れに日頃お世話になっている人に感謝を伝える「歳暮回り」が行われていました。

その際に手土産を持参する習わしが贈り物をする風習となり、その品物を「お歳暮」と呼ぶようになったと言われます。

こうした習慣は高度経済成長を経て生活に余裕が生まれた頃から一般化しました。

ただ何も考えずに形式的に行っている場合は贈る意味は薄れてしまいます。

「今年一年の感謝を伝える」という心を込めて贈って下さい。

 

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みなさん、自分は「ユーモア」があると思いますか?

ユーモアとは心の心を和ませる「おかしみ」、また人を傷つけない上品な「洒落(しゃれ)」といったものを指します。日本人でユーモアに富んだ人に、十返舎一九がいます。「東海道中膝栗毛」の作者で有名ですね。

一九は家財道具を質屋に入れ金を工面して飲むほどの酒好きでした。そこで殺風景になった部屋の壁に紙を貼り、そこにタンスや棚の絵を描いたそうです。

そんな一九の辞世の句は「この世をば どりゃおいとまに 線香の 煙と共に灰左様(はいさよう)なら」でした。一九は近親者に自分が死んだら火葬に出してくれと言ってました。火葬した所、懐に仕込んであった花火が炸裂して参列者を驚かせたとか。

四角四面の生活も大事ですが時にはユーモアを取り入れて潤いのある生活をしたいものです。

(追伸)

恒例のK君の写真です。

京都、神護寺(じんごじ)の今年の紅葉です。本当に「紅」が素晴らしいです。松山の市街では、今年も「紅」はほとんど見当たりませんでした。

神護寺は京都北西の郊外にあり、和気清麻呂が建立して1200年の歴史がある寺院です。

神護寺金堂(本堂)に続く階段にかかる紅葉は観光スポットによく使われるそうです。

 

 

 

12月10日に南海放送テルスターホールに上題の演目のお芝居を見に行った。

今回は同級生の田中和彦君(会長)原作、構成で、忠臣蔵を題材にした芝居である。

まさに本日(12月14日)が討ち入りの日である。

また、行った理由は当院の婦長、大野純子が祖母役で登場することにもあった。

江刺伯洋君の軽快な司会も良かった。

その他、松岡アナ、寺尾アナなどの親しいアナウンサーや杉作J太郎さんも登場。

2時間があっという間に終わった。CATV(愛南チャンネル)でも、放映されたようですね。

みんなの力を120%出し切った名演技の数々。

しかし何と言っても演出を手がけた田中君はすばらしい。映画化された「ソローキンの見た桜」に続いて感動を覚えた作品であった。

彼の目指すラジオ社会の到来を祈らずにはいられない。

 

 

 

 

 

 

現在、プロ棋士は174人もいます。

将棋が我々のように2~3手先しか読めないのは単なる娯楽の域である。

さて今回は谷川浩司さんについて語りたい。

1996年、羽生善治さんとの王将戦。

この大一番で谷川さんは敗れ無冠となってしまった。手放したのはタイトルだけではない。「それまで持ち続けていた誇りをいったん将棋の神様に返上した」とあります。

自分を見つめ直し、1年たたず竜王に返り咲いたのは周知の事実です。

そこで谷川さんの名言をいくつか紹介します。

①いいときは焦らない。悪いときはあきらめない。

②「負けました」と言って頭を下げるのが正しい投了の仕方。つらい瞬間だが「負けました」とはっきり言える人はプロでも強くなる。

③ミスにはそれ以前に誘発する他の原因がある。

④負けたくない気持ちがなければ現役で続けている意味がない。

その他、色々と皆さん、見て下さい。

 

 

 

 

会社では上司は部下に対し、良くない態度や間違った言動、行動に対して「叱り」ます。

最近の若者アンケートで「仕事中に一番慣れないことは?」という質問に「叱られること」とあるそうです。上司や先輩に叱られてみんな成長してきました。私もそうです。何十年も経った今、感謝の念で一杯ですが、その人達もこの世に多くが居なくなりました。

叱るのは相手への期待があるからです。叱られ方にもポイントがあります。聞きたくないと軽く流したりせずしっかりと聞き、受けとめることが肝要です。そして反省や謝罪に姿勢はきちんと表しましょう。叱られて、無視したり、ふてくされていてはどこの会社に行ってもダメです。

「ご指摘ありがとうございます」と感謝することが大事です。すると「叱られ上手」になりますよ。

(追伸)

今年も同級生の河善三郎君(整形外科)から信州りんごが届いた。シャキシャキとおいしい。

そろそろ、私の送った紅まどんなが着くと思う。

毎年の物々交換であるが、同級生とは永遠に心がつながっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

オンラインでの会議が普及しリモートで行う人が増えてきました。

Aさんはリモートを必須とする部署へ配属になりました。今までは対面のみでした。

ある日、お客さんと打ち合わせをしていた所、隣の同僚から「君は顔つきが怖くて怒っているように見える」と指摘されました。

「えっ」と思い、画面上の自分の顔を確認した所、確かに表情が硬くて目つきの悪い自分の姿が映っていました。

この経験から実際に対面している気持ちで柔らかい眼差しと「うなずく」という反応を意識し、襟を正したのでした。

みなさんも1度、チェックして下さい。