寒暖差疲労
気温の変動が昨年より大きい。
寒暖差疲労とは寒い、暑いの気温差が大きい時に生じる不調を総じて指しています。
室内外の気温差や前日との気温差が7度以上ある場合に起こりやすい。
寒くなると体温が下がりますが下がり過ぎると生命維持が難しくなり体に悪影響を与える。そこで末梢での血管が収縮し体から熱を逃がさないようにします。一方で体温が上がり過ぎるのも体には悪影響。高温の状態が続くと細胞へのダメージが大きくなります。今度は末梢血管が拡張し、皮膚で熱交換を行います。これで不十分であれば汗をかいてその気化熱で体温を下げます。
寒暖差疲労も通常の疲労もその解消に睡眠の質が大きく関係しています。生活習慣が乱れている人は改善して下さい。
あと、一部の漢方薬も勧めます。
(追伸)
1月6日に城山に登った折に、ふと見つけた梅の花。咲き始めていた。旧暦では春である。
私は年を取ったからか、旧暦がしっくりするようになった。調べてみると今の季節の区切りは「体感、実感の季節感」に対し旧暦は「気配、予感の季節感」とある。確かにここ数日、暖かったなあ。
服部嵐雪の句を想い出した。
「梅一輪一輪ほどの暖かさ」。