雑談力
コロナもおさまってきて、再び雑談の機会が増えてきました。
現代社会はデジタル化が進んで社員間の会話が減りがちです。
そんな中、「雑談」は会話を弾ませコミュニケーションを活発にするきっかけになります。
山梨県の職員、N氏は略語づくりの名人です。「ソノカク」は「その後、どうなったか確認して下さい」の略語といった具合に次々と略語を作っていて、会話が弾むそうです。
日本能率協会の調査では職場でコミュニケーションが不足している相手のトップは「上司」で、親睦を深める有効な方法は「雑談」という声が最も多く挙がりました。
適度な雑談は職場内のコミュニケーションを促します。しかし、仕事と休憩の線引きはしっかりしてから行って下さい。
うつ病
新型コロナ禍でも、うつ病は増えた。
うつの治療法はさまざまあるが、このほど米オハイオ州立大学の研究チームが結果を報告した。
中程度~重度のうつ病の122人を3グループに分割。2つのグループには一般的な2種類の認知行動療法(CBT)を割り当てた。
3番目のグループには「週2日、1日に3回の親切な行為をする」ことを指示した。
結果、「親切グループ」が他の2つより良い結果が出たのです。
私たちは「うつ病や不安症を抱える人は自分のことで手いっぱいで他人を助ける余裕などない」と考えがちです。しかし、この結果をみると、人に親切にするという単純な行いは、うつ病や不安症をいやす上で従来の治療法以上の効果を発揮する可能性があるようです。
気持ちが落ち込んだら、身近な人に小さな親切を!!
3連休
5月3日と5日の2回に分けて、孫がやってきた。本格的に遊ぶのはコロナ禍のため3年ぶりである。
3日の日は、まりかの大好きな市内電車に乗って道後公園へ。車掌さんの次駅案内と同時に、スイッチを押すのを楽しみにしていた。しかし、80才ぐらいの老婆に先を超されてしまって残念。さて、道後公園は湯築城跡として整備されているが、はるか昔、道後動物園があって、幼少の私が今治から見に来ていた話を知る人も少なくなった。展望台から見る松山平野は、いつ来てもすばらしいです。この一帯は私が愛光高校1年生のときに近くに下宿していて公園内に銭湯があって毎日、通っていた銭湯も知る人もいなくなった。私にとってはとても想い出多い地である。近くの店でアイスクリームをまりかがおいしそうに食べていた。
5日は、まりかを連れて城山登山を決行した。ルートは一番きつい若草の方からのアプローチ。このルートは愛光学園の時の体育の時間で1時間で往復させられた思い出多い険しい道である。6才のまりかでは無理かも知れないと途中退却を考えていたが、むしろ、ダウンしかけたのはこちらの方であった。まりかはすいすいと登り、またまたアイスクリームをゲットした。
楽しい2日間で想い出の写真をたくさん撮れたのが収穫であった。
老いに楽しみ
現在、高齢者と言っても65~75才くらいの方はみんなお元気である。
「老いる」ことを食い止めるアンチエイジングの対応も強調されているが、むしろ伸ばしてきた寿命の中身をどのように充実させるかに注力すべきである。
①オタクになる
興味のあることに絞る。本当に好きなことは何才になっても続けることができます。
例えば70才になったら残りの持ち時間は多くないので嫌なことをやっている暇はない。
気の進まない付き合いも避ける。
②マンネリを避ける
日々の生活には変化が必要である。
マンネリに陥らないためには、すぐに行動することです。
分からないことは体面も気にせず人に聞く、労をいとわず人に会うなどが大事です。変化と行動はコインの両面です。
③井戸端会議を楽しむ
しゃべることは一つのカタルシスになる。本音を飾らずにしゃべってみると自分に向いていることや好きなことを発見するきっかけになる場合があります。
以上、老いを遠ざけるのではなく老いの中に楽しみを見い出して下さい。
説得力
日本サービスマナー協会の澤野弘さんの一文を読んで納得した箇所を紹介します。
ある人が「ブリッジの夜景が美しく見える」というふれこみの部屋に宿泊しました。ところが、毎日、点灯されている橋のあかりはその日、なぜかつくことがなく、イルミネーションを楽しむことは出来ませんでした。
そこでこう考えました。もしチェックイン時に「調べました所、あいにく今夜はブリッジが点灯しないようです」と言われていたなら残念な気持ちは軽減されたことでしょう。
ビジネスマナーの観点からいっても「調べて伝える」ことはとても重要です。
お客様から何か聞かれたときに即答できなくても「存じません」ではなくて「早速、調べましてお返事します」と付け加えるとどうでしょう。信頼度がアップします。
昨今は「エビデンス」という言葉がよく使われます。客観的な事実は調べて伝えることで話に説得力が生まれます。
今日から習慣化して下さい。
ほめられた時
人からほめられた時、皆さんは何と答えますか?
ビジネスマナー講師の美月あきこさんが次のように述べています。
一番いけないのは、「そんなことはないです」とほめ言葉を真っ向から否定することです。場がシラケます。
では、ほめられたらどのように返すのがよいのでしょう?
例えば「素晴らしいご経歴で優秀ですね」とほめられたら「ありがとうございます。でも失敗も多くてお恥ずかしい限りです。今後もご指導願います」と謙遜しつつも前向きな表現にすると印象アップです。
特に目上の人からほめられた場合、言葉選びに注意して下さい。「身に余る」や「もったいないお言葉」、「過分な」といったフレーズを覚えておくとスムーズに受け答えできます。
自分も相手も幸せな気持ちになりたいものです。
肩こり
医学生時代に「肩こり」は外国人にはない、と教わった。その時は驚きと共に、外人は何故、ないのだろうと不思議に思った記憶がある。
しかし医者になって整形外科の教科書を見ても「肩こり」という病名はないのです。日本整形外科学会の報告では「肩こり」を「肩関節部~項部の間、項部、肩甲骨部及び肩甲間部における”固くなった感じ””重苦しい感じ”痛い感じ”としています。つまり肩こり「肩のこり」「背中のこり」「首のこり」「頭痛」といったさまざまな自覚症状を単にまとめたものなのです。
19世紀の終わりには使われており、明治・大正時代の医師、瀬川昌耆が1896年に出した著書に「裁縫業に従事すれば肩たちまち凝る、張る、痛むと訴える」とあります。
また樋口一葉は「われから」(1896年)で「あるときは婦女どもにこる肩をたたかせ・・・」とあり「こる」と書いています。
さて「肩がこる」に相当する英語表現は「have a stiff neck」が近いようです。
「肩こり」は世界共通の症状ではなく日本の文化の中で培われた身体症状のようです。
今回は、まりかの成長のビフォー・アフターの写真です。
ビフォーのは、まりかが1才のときに姉のゆうりのランドセルをおもちゃにしている写真です。
アフターが今月の1年生の写真です。
尚、ランドセルは、ゆうりとまりかは全く同じものです。