今年の4月15日に開園40周年を迎えた東京ディズニーランド。

子供なら誰しも1度は訪れたい観光スポットである。

孫の姉のゆうちゃんは何回も行きましたが、妹のまりちゃんは1才に行ったきり4年間はコロナで行けずじまい。ついにコロナも減ってきたこの春休みのタイミングで2人共、先週行けました。特にまりちゃんは見るもの、聞くもの全て目新しく大興奮だったようである。

しばしでも夢の世界に浸れてよかったですね。

2人共、その分新年度、学校をがんばって下さい。

 

 

若い人は、あまり気にとめないですが人生80年、90年の時代になると歯の話は避けて通れません。

小さい時は虫歯になると抜歯という考えが主流でした。ここからは現役歯科医の意見も入れて話します。

現在、「抜歯」は歯の治療の最終手段で、1本でも多くの歯を残すのが歯科医療の使命でした。それ故、患者さんからみると、精いっぱいの治療をしてもらってからの抜歯なので納得しやすかったのです。

さて、超高齢化社会では全身疾患を抱える人が増えています。病気と歯の病気と、どちらの治療を優先させるのか、このバランスを考える必要があります。

また、加齢に伴う体力的な余力の減少、摂食・嚥下機能の低下、活動範囲の制限、感染抵抗力の低下などによる影響も出てくる。また口腔内細菌が肺に落ち込み肺炎も発症する。

こう考えていくと、医師、歯科医師の連携が必須になる。

手前味噌ですが母校、東医歯大は現在、医学部、歯学部棟をつなげて、両方を行き来、出来るようにしています。

マインドを変える時代になってきました。

 

 

 

4月1日から自転車乗員のヘルメット着用が努力義務化されました。同乗する人も着用しなければなりません。

これからは全年齢が対象になります。

また日本産業規格(JIS)で定められたもので、あご紐も付いているものです。

努力義務で罰則はありません。

しかし、外来診療をしていると自転車に乗った大学生が車にはねられて頭部に外傷を負った方が多く見受けられます。この5年間で自転車に限って調べると死傷者に占める致死率は非着用者が着用者の2.2倍であったという国の統計があります。

更に実験研究で1度、打撃を受けたヘルメットでは、その保護作用が減弱することがわかっています。

転倒などでヘルメットが外力を受けた際には新しいヘルメットに交換することをお勧めします。

(追伸)

努力義務とは言え、医療者として模範になるように、4月に当院に入職した鈴木緋乃さん(鍼・マッサージ師)は通勤用に早速ヘルメットを買いました。

事故に巻き込まれても軽傷ですみますように。

 

 

 

 

 

4月は新たな人間関係の中で生活や仕事を始める人も多いでしょう。

人間関係を築く第1歩は自分自身を知ってもらうことから始まります。

その方法の1つが自己紹介です。

話し方のポイントは様々ですが、短い時間で印象深く自分を表現するのは容易ではありません。

そこで私が感じたのは、薬品会社のMRさんの自己紹介。数年前から診察室でノートパソコンを持ち出し自分の出身や学歴や趣味、等を実に短い時間で見せてくれます。一昔前なら考えられなかった方法です。昔、T薬品会社の女性MRが自分の郷里、佐賀でアドバルーンを揚げている、いわゆるバルーンフェスタのことをPRの中で話していて、興味が湧き、当時3才くらいのゆうちゃんと佐賀まで行ったことを思い出しました。

創意工夫、大事ですね。

(追伸)

今年の桜は時期的には早かったですね。

「桜の木の下で」仲むつまじい孫達です。(宇和島にて)

 

雑多な机や仕事場が多くないですか。

いかにも無機質で無味乾燥。その中で皆さん、仕事を次々とこなしていますが、Aさんのデスクには小さな観葉植物が飾っています。

デスクを通りかかる人も、しばし足を止め「緑が目に優しいね」「少し大きくなったね」と会話がはずみます。

こんな小さな観葉植物でも心をいやし人間関係を和らげる作用があります。

植物の緑は心身に良い影響を与えてくれます。

ちょっとした工夫で、ずい分職場環境は変わります。やってみて下さい。

(追伸)

当院の南側のリハビリ室に面する花壇にチューリップが満開となりました。

道行く人がみんな喜んでくれます。これも庭の管理を任せているO君のおかげです。

尚、「くに~ず」は当院の愛称です。

 

 

 

 

 

孫のまりかが、3月21日で幼稚園を卒業した。当日は雨模様でしたが、無事に卒園式は終わったようです。

姉のゆうりが下の妹が「欲しい」「欲しい」と願ってついに7年経って誕生した、まりか。

すくすくと育って4月からは、ゆうりが通っていた小学校に入学となる。

「卒業」には皆さん、色々な想い出がきっとあるでしょう。

卒業ソングではYell/生きものがかり。歌詞では「ともに過ごした日々を胸に抱いて飛び立つよ 独りで 未来(つぎ)の 空へ」が好きです。

まりかも次の空へ向かってがんばれ!とエールを送ります。

(追伸)

3月20日は、まりかの6才の誕生日でした。

ぴかぴかの小学生を目指してがんばって欲しいです。

尚、多くの方から、まりかへ誕生日プレゼントをいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍でかなりの期間、封印してきたゴルフに先日、行ってみた。(奥道後G.C.)

3月とは言え、当日は夏のような暑さであった。

ゴルフと言うスポーツは最近、各界の学者から生涯出来る肉体運動のNo1と推奨されている。

患者さんの中にはエージシュートを楽しんでいる方も多い。私もエージシュートは経験したいものの1つである。長生きが必須条件であるから。

さて奥道後GCの特徴は各ホールの樹花である。今回は15番ホールの木蓮を取り上げます。ホールの左側一面にビッシリと植え込まれた木蓮はとても壮観です。ゴルフをしない方にも是非、ご覧いただきたいものです。

ゴルフは自然と戯れるスポーツですから。

 

 

 

故郷(ふるさと)や どちらを見ても 山笑ふ

明治の俳人、正岡子規の俳句です。

病床の子規が故郷の松山の春を想って詠んだ俳句として有名です。

「山笑う」は春の季語として江戸時代から詠まれてきました。

ちなみに「山滴る」(したたる)は夏、「山粧う」(よそおう)は秋、「山眠る」は冬の季語です。

我々、松山の生んだ子規。病床の最後の十年間は東京の根岸で結核の療養で寝たきりでした。

故郷の海や山を想い自然の恵みに健康な我々は感謝しなければなりません。

 

 

コロナ禍が終了して何をやりたいか?と尋ねるとトップは雑談です。

気の合った人達と心置きなくワイワイできるひとときがどれほど平和で幸せなことか、初めてわかりました。

孫のまりか(5才)なんかは3才で幼稚園に入ったとたん、マスクなるものを強制されて、かわいそうでなりません。

さて雑談のマナーについて話してみます。

宗教や政治など、その人の信条に関することは気をつけること。下手をするとけんかになります。

マルチ商法の客集めや宣伝もタブーです。

最後に押さえておきたいのが他人の噂話です。

真偽のほども分からないまま拡散する手伝いをしていませんか?他人の不幸は蜜の味といわれるほど乗りやすいものなので、悪口大会にならないように気を付けましょう。

雑談は情報の宝庫。マナーを持って楽しく雑談しましょう。

 

 

 

ロン・ハワード監督の「We Feed people」(食を届ける使命)は非営利団体(WCK)が12年の間にボランティアグループから最も高く評価される人道支援団体に成長する過程を描いた作品です。

現在、戦争、地震や干ばつなど多くの難民が発生しています。難民にとって最も大事なのは、やはり「食」だと私も思います。この映画はトップシェフの救済活動を描いています。ちょうど2月22日の日経「春秋」にも取り上げていました。

スペイン出身のスター料理人、ホセ・アンドレさんが2010年冬、カリブ海でバカンス中にハイチで大地震が発生、直ちに被災地に入りシチューを作った。テレビ番組も持つ一流シェフである。しかし地元の女性達は、この料理はダメで人々が食べたいと思う料理でない、と切り込んだ。現地の人達が慣れ親しんだ味を届けること。それからWCKが創設された。

今年2月6日に起きたトルコ・シリア地震には8つのキッチン、40のレストランやフードトラックを通じて300万食を協力者と調理し配布した。直前までウクライナで支援していた女性シェフの姿や、ポーランドから車で駆けつけたシェフも交り、大鍋でトルコの伝統スープを作ったらしい。

人材を巻き込み食材も現地で調達する。

「料理して空腹の人に配る。それだけで変化を起こす」と。

もう世界は分断をやめて結合しようではないですか。