再び日本列島はオミクロンのBA・5による第7波が訪れました。東京、大阪ではすごい数になってきました。予想通りBA・5の感染力は強力です。

私が7月15日のNHKで述べましたように、今は第3回もしくは第4回のワクチンをすませることが急務となりました。

さて角度を変えて、コロナ感染の弊害の1つを話してみます。

毎日の自粛、マスクによる生活のため、精神疾患に陥ったり精神不安定を訴える人が世界的に激増しています。日本でも、うつの人の割合は2倍以上に増えています。自分や家族、親しい友人がコロナにかかるかもしれないという恐怖、持病があるのに病院にかかれない不安、親しい人達に会えない孤独、それぞれがストレスになります。

うつや不安に苦しんでいる人は、まず医師の診察を受けて下さい。

さてこのストレスの解消法として研究者達がメタ分析をした所、「運動」がかなり精神状態を改善する、とあります。15分間ジョギングするだけで、うつになるリスクは26%減少し1時間の散歩でも同じく減少するそうです。

是非参考にして下さい。

ある本に、ためになるお話がありました。

「喜ばす」生活というキーワードです。

①親を喜ばす

週末には離れて暮らしている両親に電話やメールをする。また自分の誕生日には両親にお礼を言う。

②家族を喜ばす

「今日1日ありがとう。明日もよろしく」と家族1人ひとりに声をかけて1日を締めくくります。

③部下を喜ばす

部下の一人ひとりの苦労するところを知り、努めて労い(ねぎらい)の言葉をかけます。

①~③を実践すると自分の生活もきっと回転が良くなります。

 

 

「昔はよかった」。私を含め中年以降の方は良くつぶやくフレーズです。これは悪い徴候でしょうか?いや、全てが悪いわけではありません。

昔話を上手に活用して未来を生きる知恵やエネルギーを得ることができます。

皆さん、人生を振り返ってみて下さい。ハラワタがよじれるような思い出話が1つ2つはあるでしょう。

腹の底から爆笑すれば体内に酸素がみなぎり、細胞が活性化します。そこに私たちは生きる意味を見い出せます。「もう年だから・・・」は厳禁です。

また「本当に楽しい日々だったよな」。そう言い合える友人は人生の宝物です。私も5~6人は居ます。今でもずっと付き合っています。

思い出話は友情を確かめ合い絆を太くします。

昔話を有効に活用して下さい。

(追伸)

今日はK君の撮ったデイゴの花です。

デイゴはインドやマレー半島原産の木で沖縄県が自生の北限とされています。

この花は毎年、満開となるわけではなく年ごとに差が大きく、一説によるとデイゴが見事に咲くとその年は台風の当たり年になると言われています。

 

今日は体調管理に必要な食事をまとめてみました。

①朝食は少しでも摂る

全くとらない人は、とる人に比べて心臓病や脳卒中にかかるリスクが高いです。たくさん食べなくてもかまいません。

②ヨーグルト

腸内細菌を整えて免疫バランスを高める作用がある。

③リンゴ

ポリフェノールに肺の機能と血管を良い状態に保ちます。

④ハチミツ

ビタミン、ミネラルが豊富で咳止めの作用もあります。

⑤タンパク質

特に肉類は筋肉や骨を強くします。

⑥トマト

リコピンには高い抗酸化作用があり、血管の老化と動脈硬化を防いでくれます。

⑦ココア

ポリフェノールは血管を広げて血圧を下げてくれます。

 

私は朝は毎日、バナナとコーヒーを欠かしません。

皆さん、工夫して摂って下さい。

最後に、現在の新型コロナ感染症の状況を7/15(金)のNHK、ひめぽん(PM6:10~)にて発表しますので、ご覧ください。

 

 

 

ヒトは頭で考えて体に指令を出し色々な行動をします。

しかし何と、その脳は腸から進化したものです。

生物は40億年前に海で誕生しました。

初めは1つの細胞でしかなかった生命体は進化を続け海水をより効率的に吸い込み、海水からの養分を取り込むために身を寄せ合って風船のような構造をつくりました。この風船こそが腸の元祖です。

生物に最初に備わった器官は腸で脳が出来たのは5億年ぐらい前なのです。

脳と腸は連動した動きをしています。

例えば「緊張した場面で急にトイレに行きたくなる」「悩みやストレスで便秘になった」「転職したら便秘と下痢を繰り返すようになった」というようなケースです。

脳の感じたこと、脳の調子はダイレクトに腸に伝わります。最近では腸内に常在する細菌も脳の機能に影響を及ぼすという研究が進み「腸脳微生物相関」という概念が広がっています。

注目していて下さい。

 

 

本当に暑い毎日。兼好法師が書いた「家の作りやうは、夏をむねとすべし」を読み返していると、昔も今も冬の寒さに比べ暑さをしのぐのは、より難しいことがわかる。

さてこの夏に衝撃のニュースが走った。加山雄三、吉田拓郎のふたりのベテランが相次いで一線を引くと。

二人共、私の青春時代を引っ張ってくれたアーチストである。今の学生さんには縁がないかも知れないが、加山さんによるエレキブーム、拓郎さんによるフォークソングの到来には、我々にはワクワクしたときめきがあった。今でも、音楽を聴けば体が揺さぶられる。

加山さん(85才)は「歌えなくなってからではなく歌えるうちにやめたい」と。我々、熱烈なファンには残念な知らせであるが、出口を見さだめ、みずから「引き際」を決断した姿はすがすがしい。人生100年時代、働き続けるのか退くのか。団塊世代が今年いよいよ後期高齢者層に足を踏み入れ始めた。

未体験ゾーンへと急加速する高齢化社会に、年金をはじめ社会保障は大丈夫か?

参院選挙が近い。

 

 

 

 

母校、東医歯大の藤原武男教授らのチームが次のように発表している。

5種類の趣味を楽しみながら暮らしているお年寄りは無趣味の人に比べて死亡リスクが31%低くなると。

2010年に「日本老年学的評価研究」に参加した65才以上の約4万8000人を6年間追跡。ゴルフ、囲碁、将棋、体操、ダンス等々の趣味とその後の死亡の関係を調べると、趣味が多い人ほど死亡リスクが低いとの結果が出た。

特に「体を動かす趣味」や「誰かと一緒に行う趣味」は有効のようです。

是非、参考にして下さい。

(追伸)

まりちゃんは、大好きなサクランボを手にして、ポーズにはまっています。

 

地位の高い人ほどお辞儀が深く腰が低いです。

椅子に深く座るのは食事のときだけで食事ではテーブルとおなかの距離はこぶし2つくらいです。

また背もたれには寄りかからないようにするときれいです。人の話を聞くときは少し浅目に腰かけて下さい。

重心を太ももにかけると上体が少し前に傾きます。この姿は相手とのハートの距離を近づけます。好きな人の話を聞くときは、皆、自然とそういう姿勢になっています。

さて、女性が関心をもつ話をします。

スカートで座ったときの脚は「割り箸を割る前の形が良い」と言われています。膝を付け、足はかかとからつま先まで付けます。膝をずーっと付けて苦しい時は、かかとを少し開けるといいです。不思議と膝が無理なく付きます。

男性は膝の間は、こぶし2つくらいです。できたら上着のボタンははずして下さい。相手に心を開いている印象になります。その代わり立ち上がるときにはボタンをかける癖を付けて下さい。

「座り方」講座でした。

 

 

 

年を重ねると食欲が低下しがちです。

加齢に伴う消化器の機能低下は食欲不振を引き起こします。胃腸の働きが弱り、消化吸収能力が衰えることで消化不良になったり腸の機能が低下して便秘になると食欲が湧かなくなるのです。

低栄養はシニアにとって大問題です。

病気の原因になるのもさることながら筋肉量・筋力の減少により転倒、骨折をしやすくなったり、認知症のリスクも高めます。

さて中医学では食欲不振は消化器官をつかさどる臓器「脾」(ひ)の働きの低下から来るものと考えます。胃と脾は密接な関係があり食べたものは脾と胃の相互作用によって消化吸収が行われます。脾は「胃の司令塔」なのです。

さて脾の働きを強めるのに良いのはキノコ類。とくにおすすめは「マイタケ」です。更にマイタケと組み合わせたいのは豆類、芋類、鶏肉です。

是非、試して下さい。

 

 

Aさんがドーナツ店に行き注文をした際のことです。

店員はマニュアル通り「ご注文をどうぞ」と終始対応をしました。ところがAさんは何とも言えない不快感を抱いたまま店を出ました。

何故でしょう?

それは接客中、店員が1度もAさんと目を合わさずに商品や手元ばかりを見ていたからです。

能面のように無表情で声も小さかったのです。

接客対応を新人は最初に教わりますが、そこからは各自の努力でプラスアルファの真心を込めたいものです。

マニュアルにある言葉や動作に「心」を添える工夫を加えて下さい。

皆様、御自分は大丈夫ですか?