帯状疱疹は、水ぼうそうと同じ水痘・帯状疱疹ウィルスで起こる。水ぼうそうが治った後もウィルスが神経節に潜伏。加齢、過労、ストレス、体調不良などで免疫力が低下すると活性化し帯状疱疹を発症する。

コロナやコロナワクチンで免疫力が低下して帯状疱疹が増えているという報告がある。

しかし、「アメナリーフ」等のよく効く薬も登場して、早期発見さえ出来れば、従来より早く治っています。

さて「帯状疱疹後疼痛」というやっかいな病態が時々、見られます。

「鎮痛薬は良くない」と飲まずに我慢する人がいます。しかしそれは症状を長引かせ、かえって治ゆを遅らせます。少しでも痛みがあれば迷わず飲むべきです。

さて帯状疱疹は80才までに3人に1人が発症します。50才以上に予防として帯状疱疹ワクチンがあります。

コロナを機に検討してはいかがでしょうか?

 

人の自慢話ばかり聞いていると、イヤな気持ちになってしまう人は多いと思います。

むしろ、それに対してひがみや恨みを募らせるよりも自分のことを好意的に思っている人に対して幸せを願う気持ちを持つ方が大事です。

米アイオワ州立大学で2019年に行われた研究では、他人の幸運を願うグループが最も幸福度が高く、不安が減少し共感性や他者とのつながりにおいてもプラスの作用が働いたことがわかりました。

そして「社会貢献をしよう」といった抽象的な目標の行動よりも「他人を笑顔にする」や「リサイクルの量を増やす」などの、より具体的で実行に移しやすい行動を行った被験者の方が幸福度が高かったそうです。まさに「情けは人のためならず」なのです。そしてイヤな人のたわ言には「ハイハイ」と受け流して下さいね。

(追伸)

左はK君が昔、4月1日に伊豆から撮った富士山の写真です。

桜が満開の頃に富士山がくっきり見えるのは珍しいそうです。富士山の左の山は愛鷹山だそうです。

右は修善寺梅林で、伊豆地方の名所です。

 

 

1月15日にトンガで大噴火があった。ある日本人曰く、現地とは国際電話もインターネットも不通状態が1週間続いたと言う。

こういう状態で有名なのがアマチュア無線(ハム)。自分の無線機から送信した電波を世界の誰かが直接受信して交信できる。

国際アマチュア無線連合は5つの国際非常通信周波数を決めており、世界のハムがその周波数帯でトンガとの通信を試みていたそうですが、トンガで無線機を持っていた人は数人でハンディ無線機による現地での通信用だったので海外通信は不可能だったとか。

結局、トンガと連絡ができたのは「衛星電話」経由だったそうです。しかし毎月、KDDI基本料金は5,900円だそうです。

ふと伝書バトを思い出しました。海上を800km飛べますからフィジーから730kmのトンガに飛べたのでは・・・。

 

「卒業」という言葉。

「卒業は学校の規定の全課程を修了すること」とある。幼稚園は卒園となる。

私にとって一番泣けたのは、小学校の気がする。愛光中、高校の高3の時の卒業式は大学入試も控え、感慨にふける暇はなかったし、大学の卒業式も医師国家試験が控えて、これまた感慨はなかった。

小学校の時は、みんなと別れて「松山」の愛光中学へ行かないといけないのも寂しかった理由の一つである。6年間の色々、先生にたたかれたことや、遊び回ったことなどが走馬灯のように想い出されて悲しい気分になった。「仰げば尊し」も、こみ上げるものがあった。

さて、孫のゆうりも3月24日に番城小学校を卒業した。コロナ禍にありながら学校の配慮で歌は歌えたそうで、娘も泣きに泣いたようである。卒業ソングも「栄光の架橋」「道」「さくら」「旅立ちの唄」等、時代の変遷があるが、人生の重要な節目であることは間違いない。

ゆうちゃん、おめでとう。

 

ライバルはどの世界にも存在します。

自分がライバルに追いつかないため、ライバルの悪口を言ったり、及ばないことで落ち込んでいないでしょうか?

しかしここで気持ちを切り替え、ライバルのすごいところや評価されている所を俯瞰(ふかん)して探してみると良い部分が見えてきます。

そして、素晴らしいと感じたことは、口に出して本人にも周りにも伝えて下さい。

相手も喜び周りも温かい雰囲気になります。

自分自身にもプラスの循環が生まれます。

相手を認めてほめることにより、コミュニケーションもうまくなり、身につけたマナースキルも生きてくると思います。

(追伸)

まりかも3月20日で5才をむかえました。

プレゼントをいただいた方に厚く御礼申し上げます。

ゆうりを目指して成長して欲しいものです。

 

 

ギリシャ神話にも登場しているザクロは、もともと海外で多く食用とされ、ザクロの根の皮と樹皮に整腸や駆虫作用があることから漢方にも使われています。

日本国内でもザクロの果汁や果肉をジュースや料理に使うことが増えています。

赤いカクテルに使われるグレナデンシロップは、もともとザクロの果汁から作られていたとも言われています。

成分のうち、アントシアニンは赤い色のもととなる成分で目の働きを向上させるとも言われています。

エラグ酸はメラニンの生成を抑える働きがあります。

高齢者にザクロジュースを飲んでもらった所、血液中の抗酸化作用の向上に加えて記憶テストの成績がアップしたという報告もあります。

是非1度、ザクロをためして下さい。

(追伸)

高齢の患者さんが3月11日に持ってきてくれました。

何と、1回目の記念品だったのです。大事に使ってくれているようです。

感謝です。

 

何回も登場した「笑顔」。

子供の頃に福笑いの遊びに明け暮れた記憶があります。とんでもない顔立ちを作ったため、それをみんなで大笑いしました。

今でも子供達になじみのあるキャラクターを使って同じ遊びがあるそうです。

それにしても笑いがこころの健康に大事だと感じ取って遊びにした昔の人の生活の智恵には感心します。

「笑う門には福来る」。その通り、私達は笑顔になると心も明るくなります。

何度も書きましたが「楽しくて笑う」のは当たり前ですが、辛い時も笑顔を作ると楽しくなるのです。

また会合でも自分が笑顔で話をすると相手の表情や態度も穏やかになります。

「笑顔」は伝染するのですね。

(追伸)

K君からの写真です。

世田谷区桜新町、櫻神宮の河津桜です。早咲きの名所で縁結びの神様であることから、若い女性が神社で販売しているピンクの短冊を桜の木に結び付ける風習があります。きれいですね。

 

3月11日を以て当院も35周年を迎えます。

昭和43年開院の前身、後藤田内科から通算すると、53年の歴史となります。

去年も書きましたが、ずっと50年近く、来院されている方も多く、長寿を祈っています。

地域のかかりつけ医としてますます頑張りたいと思いますので応援の程、宜しくお願いします。

(追伸)

ゆうちゃん まりちゃん、うれしい手紙ありがとうね。

 

 

 

 

最近の統計によると男女の死亡年齢に顕著な違いが表れています。

2018年の人口動態調査から得られた結果は、最も長生きなのが配偶者と死別した人で、これは男女共に変わりません。

一方、未婚者、有配偶者、離別者の死亡年齢中央値に男女で著しい差が出ています。

①男性・・・最も早く亡くなるのが未婚の人(約66才)、次が離婚している人(約72才)、そして配偶者のいる人(約80才)、配偶者と死別した人(約86才)と続く。

②女性・・・配偶者がいる人(約78才)、次が離婚している人(約81才)、未婚の人(約82才)、最も長生きなのが、配偶者と死別した人で、約92才でした。

私も普段から感じていましたが、女性は男性よりも1人で生きていくことに耐性と適応性が強いと思います。

(追伸)

まりちゃん、遠足に出かけるそうです。

マスクをきちんとして、どこに行くのかな?

 

一昨年の暮れに「赤チン」の製造が終了した。正式名称は「マーキュロクロム液」。

平成生まれの人には、なじみのない消毒液であるが昭和世代の子供にはおなじみである。

今でも家に残っている赤チンを傷口に塗って来院される高齢者がいます。

1919年にアメリカで創製された赤チンは39年に日本の規格基準書に収載され製造が可能となり戦前には67社が製造していた。

53年、(最後の1社となった)三栄製薬が製造をスタート。昭和30年代後半から売り上げがうなぎのぼり、月産10万本に達することもあったが2019年に撤退を決意した。

今でも懐かしい「赤チン」の話でした。

 

(追伸)

K君が昔撮った小豆島から見た瀬戸内海と屋島、それとオリーブ園。

行きたいですね。