パイナップル
果実の形が松かさに似ていて味がリンゴのように甘いので「パイン(松の実)アップル(リンゴ)」と呼ばれているパイナップル。
日本で栽培が始まったのは1930年頃です。
一時は「松リンゴ」と呼ばれていたとか。
世界中に広まったのは、コロンブスがきっかけです。
カトリック両王へ献上した所、「王の果実」として称賛を受け国王の富と権力の象徴とされ普及していったそうです。缶詰の製造が盛んになったことから大量生産されるようになりました。
生パイナップルにはブロメラインというタンパク質分解酵素があり、胃液の分泌を促してタンパク質の消化を助けたり、胃腸の炎症を鎮めてくれます。ブロメラインが体内で先回りして消化を促してくれるため食前に食べるのもおすすめ!その他、風邪の予防のビタミンCの他、B1、鉄、Mgも含まれています。
今でもおいしいパイナップのお話でした。
(追伸)
秋深しになり、キンモクセイのいい香りがします。
まりかが、ポーズを取っています。
秋の七草
上善
あいさつ
誕生日
さいとう・たかを
ゴルゴ13の作者、さいとう先生が亡くなった。
「ゴルゴ13」の連載が「ビッグコミック」で始まったのは1968年である。私の中学の時である。
そして私が還暦を過ぎてもずっと続いている。こんな長寿作品を他に知りません。
散髪屋や飲食店の待合にもよく置かれています。さいとう先生は9月24日に膵ぞう癌で亡くなりました。(84才)。
今年7月、「ゴルゴ13」が「最も発行巻数が多い漫画シリーズ」としてギネス認定された時はとても嬉しかったです。(こち亀を抜いた!)
さて、膵ぞう癌はやっかいです。最期発見が最も難しく最も予後が悪く、医者泣かせです。
糖尿病との関連も大きく関係しています。しかし、さいとう先生は大の肉好きで70才後半までは毎朝ステーキを、歯の力が弱ってからは、しゃぶしゃぶを食べていたそうです。生涯現役の人には肉好きな人が多いですね。
とに角、先生のご冥福を祈ると共に、まだシリーズが続くことにほっとしています。
(追伸)
返事は来なかったけれど数年前に応援メッセージを郵送で送ったこともあるほど、私は大ファンです。麻生元大臣も大ファンであることは有名ですね。
記念日
身のみだしなみ
口元をかくす
古くは快傑ゾロやバットマンまで西洋のヒーローは目元を隠している。片や日本の正義の味方、例えば昭和の鞍馬天狗や月光仮面は口元をしっかり覆っている。
マスクをつけることへの抵抗感の差は、こんな文化的背景の違いから分かる。
以下、東大名誉教授で「顔学」を究める原島博さんの話である。人間は顔の下半分で感情を表し、上半分で私は何者かという識別情報を伝える。だから会話する相手の口元が見えないと気持ちがよくくみ取れないという。
日本に比べ欧米の人々が口を隠すことを嫌うのは、情緒を豊かに表現するのが自然な社会だからです。マスク文化で今回、分った日本と西洋の違い。こんな歴史的背景があったんですね。
でも、そのおかげで日本人はコロナ感染の予防をマスクでしっかり行っています。