パパッと食べる
仕事が忙しすぎる。でも、お腹がすいたから片手でパパッと食べたい。
そんな時、皆さんは何を食べますか?
候補は、おにぎりかサンドイッチが挙げられる。
おにぎりは脳のエネルギー源である糖質を補給できる上に消化スピードが穏やかなので腹持ちがいい。雑穀米入りなら食物繊維やミネラルも摂れる。
一方、サンドイッチは食パンそのものにマーガリンが含まれている。調理の際にもバター、マヨネーズが使われるので脂質が多い。具材によっては高カロリーになるし、その割には腹持ちは、おにぎりより良くない。
野菜も入っているのがあるが、量は多くない。
だから栄養面を見て、どちらか一方を選ぶなら断然、おにぎりがいい。疲れている時は疲労解消にクエン酸が取れる梅干し入りが良いと思います。
ビートルズ
ビートルズは私の青春時代、最も愛したアーチストであり、今でも尚、その音楽性を含めて数多くの評論家が絶賛しています。
さて、この4人共が菜食主義者であったことも有名です。
例えばジョージ・ハリソン。映画「ヘルプ」の撮影時にインドの楽器シタールに興味を持ち、インドの文化やヒンズー教に傾倒して行き、ベジタリアンとなりました。
詳しく言うと知人からもらった牛の飼育に関する本を読み肉食への疑問が芽生えた、と。牛の赤ちゃんが暗くて小さな木箱に押し込められ体の向きを変えることも出来ないような環境に居るのを見て肉を食べないと決めた、とか。
ジョージは死ぬまで菜食主義を貫き、自分の家では肉や魚を調理するのも食べるのも許さなかったそうです。今でこそ多いですがその当時、ベジタリアンを続けるのは至難の業だったと思います。
ちなみにジョージの作曲の中で私の一番好きな曲は「ヒア・カムズ・ザ・サン」です。歌詞の中に春の到来による安堵感が漂います。
論語
私が過去を回想していて最近、見直しているのが愛光高校の時に授業で用いた論語である。
孔子は2500年も前です。紀元前ですから唯々、驚きます。弟子との対話を収めています。
当時「十有五にして学に志す」は、まさに「私の年令から学問を始めるものなんだ」と妙に納得した記憶があります。
いくつか思い出の深いものを掲げてみます。
①「君子は和して同ぜず小人は同じて和せず」
大人物は人と調和しながら付和雷同しない。小人物はその逆である。本当の仲間は「迎合」しないものだと。
②「巧言令色鮮し仁」(こうげんれいしょくすくなしじん)
言葉巧みで外見を装うタイプの人間には他者を愛する気持ちは少ない。
③「人遠き慮(おもんばか)りなければ、必ず近き憂いあり」
将来から自分を見る重要性を説いている。コロナ対策でも、わが国が普段から10年~20年先を見据えた感染予防対策をしていれば・・・と残念に思います。
是非、皆様、ゆっくり論語を読んでみて下さい。2500年前から人の生き方は変わっていないのです。
(追伸)
頂き物のさくらんぼを独り占めにしている、まりかでした。満足。
海城
娘が宇和島に嫁いでから宇和島に行くことが多くあり、ある日、初めて宇和島城に登った。
宇和海はじめ初めての景色に心が踊った。
さて、城の話である。歴史をひもとくと、宇和島城は藤堂高虎によって築かれたとあります。あれ、藤堂と言えば。私の郷里の今治城も藤堂の築城のはず、と更に調べると、宇和島城のあとに今治城を造ったとあります。
さて、今治城は海城(うみしろ)と言われ、全国的にも本当に珍らしい。日本三大海城とは今治城、高松城、中津城(大分)を言います。今治城は瀬戸内海に面した海岸に築いた大規模な平城です。別名、吹揚城(ふきあげじょう)とも言います。
小さい時から堀で魚を釣ると海の魚が釣れたので不思議に思っていました。海から国内最大級の船入を備えた日本屈指の海城です。当時は西国や九州から船で京阪神へ攻めるときに海の要衝と呼ばれる来島海峡を通過するため、すぐに今治城から戦闘対応できるように造ったと教わりました。
藤堂高虎の名城、今治城へ是非、足を運んで下さい。ライトアップがきれいですよ。
便の性状
自分の腸内環境が整っているかどうかは、なかなかわかりません。
バロメーターになるのは「便」です。
腸が健康なら便は表面がなめらかで熟したバナナのような形をした「バナナ便」と呼ばれる状態になる。
一方、腸内環境が悪いと便はカチカチに硬くなったり水っぽく軟らかくなる。
近年、腸の不調度を判断する目安として「排便困難感」と「残便感」が重視されるようになった。
2017年に日本で初めて発行された「慢性便秘症診療ガイドライン」では「迅速かつ完全なる排便」を目指すことが理想とされています。つまり「スムーズにすべての便がするっと出るか」に注意して下さい。
食事としては水溶性食物繊維が豊富なゴボウなどの野菜や海藻類、納豆やキムチなどの発酵食品、DHAやEPAが多い青魚を意識して下さい。
あとはウォーキングも大事です。
こころの健康
1月18日に書いた第2弾です。
新型コロナ感染症拡大はともすると、これまで頑張ってきた人に怒りの感情が生まれやすい。
第2波、第3波と感染の波が押し寄せるたびに期待が裏切られたように感じるからです。
何をするにしてもポジティブな期待は我々の行動を支えるエネルギーになる。こうなって欲しいという自分の夢を持ち続けることができれば少しくらい大変な状況に直面しても、その期待が実現するように頑張ることができる。
しかし頑張る気持ちに見合った形で期待が実現しないと落胆も大きくなりやすい。自分がこころの中で描いていた夢のような現実が急に消えてしまったように感じて夢を見ていた自分を責めたり、その夢の実現を妨げているように思える人に対する怒りが強くなってしまう。
夢と現実のギャップが大きいために、がっかりする気持ちも強くなるのです。
そうならないように今は現実に合わせて「期待値」の修正をして下さい。
半導体
口の中
口の中をつい、かんでしまうことがよくあります。必ず1度や2度は皆さん、あるはずです。
何故かむのでしょう?
通常は口の中の粘膜をかまないように、歯と頬、唇および舌が協調して微妙に動き、その結果、そしゃく、嚥下、発音をスムーズにこなしています。
歯が粘膜に触れていても、うまく食物をかみつぶすことも出来る。しかしストレスや加齢によってあまり口を動かさなくなったり、歯と頬などの協調が円滑にできなくなったりすると粘膜をかみやすくなる。
治療は軟膏を塗ったり、ビタミン剤、漢方薬などがありますが、一旦、傷つけると腫れてしまい、再びかみやすくなるので要注意です。
予防法は口の中を乾燥させないこと。口中の粘膜がぬれているからこそ、唇や舌が滑らかに動いて機能します。
かみやすい人は食事の際に食物と水分を交互に取ったり、食材にとろみをつけるのも大事です。
また急いで食事をしないことも大事です。
能力の伸ばし方
今日は子供たちの接し方です。特に子供の教育について明治大学教授の堀田秀吾先生の論文を参考に書いてみます。
子供が勉強やスポーツ、好奇心を満たそうと一生懸命がんばっているときは結果をほめるのではなくプロセスをほめてあげて下さい。「テストで90点を取って〇君はすごい!」ではなく「毎日、本を一生懸命読んでいるし、少しの時間だったけど勉強して〇〇くんはすごい!」「夕食の後にがんばって素振りをしていたのは、かっこよかったよ!」などと努力の姿をほめることに意味があります。
日本人は他国に比べると自尊心が低いそうです。
中高生を対象に「自分はダメな人間だと思うか?」と聞いた調査では「ダメだと思う」と答えた学生が米国と中国は20%未満、日本は60%以上でした。それほど日本人は自己評価が低い傾向にあります。
プロセスをほめて子供を育てて下さい。「どんな工夫をしたの?」とか。