天に向かってまっすぐに伸びる竹は強風が吹いても折れそうで折れません。

それは地下茎を土の中に張り巡らせているからです。

また節があることで風を受けてもしなやかに曲がりバネのように元に戻るのです。

私たちの生活にも節があります。1日の中では「あいさつ」が節にあたります。

「あいさつ」は毎日行うだけに、ついおざなりになっていないでしょうか?

「おはようございます」という一言に心を込め改まった気持ちのあいさつで節をつけることで周囲の人達との人間関係が張り巡らされています。

その人間関係は多少の困難では折れないし、しなやかな力強さを与えてくれることでしょう。

 

(追伸)

まりかは3月20日で4才になりました。

4月からは年中さんです。

だいぶしっかりしてきました。

心配には役に立つ心配と役に立たない心配がある。心配をきっかけに次の手立てを考えられるのが役に立つ心配の仕方だということはわかる。しかし役に立たないとわかっていても、あれこれ考え込んでしまうのが人間の性である。

そこで考えすぎないようにする方法が3つある。

ここからは先輩の大野裕先生の弁を借ります。

①行動で考えを止める方法

困ったときにすぐに体を動かす。体操、ストレッチ、散歩、ゴルフ。とに角、体を動かしていると心配が離れて行く。

②別のことを考える方法

過去の楽しかった体験や良い経験を丁寧に思い出す。するとそのときと同じ気持ちになり堂々めぐりから離れていける。

③時間を決めて心配する

心配事を考える時間を決めて限られた時間だけ心配事を考えるようにする。「心配タイム」の設定です。

以上、是非、試して下さい。

 

私の大好きなアボガド。これはスーパーフードとも呼ばれている食材のひとつです。

世界一栄養価の高い果物としてギネスにも認定されています。

アボガドは果皮をむくと抗酸化成分であるポリフェノールが含まれているので、すぐに綺麗な黄緑色から茶色や黒色に変色します。これを褐変といいますがレモン汁をかけると褐変しません。悪玉コレステロール値を下げたりコレステロールの吸収そのものを抑える効果があります。

皮膚の健康を維持するビタミンB2、ナイアシンも含まれています。

また余分な塩分を排出してくれるカリウムも含むので高血圧予防にも役立ちます。

そんなアボガドが実は種まで食べられるのをご存知ですか?

細かく切って炒るとナッツのようになるのでサラダやふりかけに使えます。

時々はアボガドを食べて下さい。

 

皆さんは、したことがありますか?

少し解説します。これは個人住民税の寄附金制度が拡充されたものである。

2006年(平成18年)3月16日付の日経新聞夕刊のコラム・十字路の記事「地方見直す「ふるさと税制」案」を契機として一部の政治家が取り上げたことから議論が活発化した。

田中康夫氏が住民票を移して「意欲的な自治体に税を納めたい」と発信したのは当時、すごいニュースとなった。

皆さん、是非、ネットで調べてみて下さい。各県すごい数のふるさと品を用意してあります。

私は長男が「自分がやってみてよかったよ」と言う声を聞いて今回、岩手県花巻市に納税し、大好きな牛タンをゲットした。

皆さんも是非、日本を再発見すべくやってみて下さい。

 

 

ビタミンDは魚介、卵、キノコ類に多く含まれるステロイドの仲間のビタミンで、カルシウムの吸収を増加させるなど健康な骨の維持に不可欠です。

さてビタミンDは骨ばかりでなく体のバランスの調節に広く働いています。

ウィルス感染などから身を守る免疫の働きもビタミンDが欠乏するとうまく機能しないことが昨年、「ネイチャー・コミュニケーションズ」という科学誌に発表されました。

活性型ビタミンDが多くあることが腸の健康のためにも重要なのです。

是非、ビタミンDを摂って下さい。

 

(追伸)

本日、3月11日は当院の創立34周年になります。

開院の日も晴天だった記憶があります。

皆様のおかげで長くやってこれました。

今後共、宜しくお願いします。孫達も応援してくれています。

 

 

「十七条憲法」の一つに「和を以て貴しと為す」とあります。礼儀とは人と人の「和」を重んじる精神が大切と言えます。

レースの最中、AチームとBチームが戦いました。その時、よろけてしまった子供に手を差し伸べた子がいるAチームはレースに負け優勝を逃してしまいました。

しかしAチームからは悲嘆や非難の言葉は一切なく、むしろどのチームよりもお互いに健闘を称え合っていました。

勝ち負けは大事ですが「どちらがより美しいか?」という基準を持って周囲との和を築きたいものです。

(追伸)

今治ラヂウム温泉は、本館が国の登録有形文化財に登録されています。

1951年(昭和26年)に出来、2014年(平成26年)に浴場は休業になりました。

場所は京町(今の共栄町)にあり、私は小学生の時、近かったので家族で毎日のように入浴に出かけました。

これは最近、ライトアップされたのを今治出身の職員が撮って来てくれました。

今回のSpecialライトアップは3月7日まででした。

またの機会に是非、どうぞ。

中国の宋時代に日本にやってきた春菊。

中国では炒め物にするのが定番。風邪の予防にも効果があり漢方では「食べる風邪薬」として用いられています。

春菊のβ―カロチンはホウレンソウよりも多く皮膚や粘膜を保護したり免疫力を高める役割があります。油と一緒に炒めるとさらに吸収力がUPします。春菊の香りは「αピネン」と「ぺリルアルデヒド」という成分。この2つの香りは副交感神経を優位にしてくれ、体をリラックスさせてくれる効果があります。

また胃腸の消化を活発にしてくれる作用もあるので、よりよい睡眠や夜に消化を促して胃もたれを防止したいときに効果的です。

また日本で作られている春菊は産地によって味はさまざまで、東京産は苦い、広島産は甘い、九州や四国では味にクセがなく軟らかいです。

料理に是非、使って下さい。

(追伸)

春になって孫達も、のびのびと元気な姿を見せてくれます。

それにしても仲の良い姉妹です。

年令を重ねると誰しも声の張りがなくなり聞き取りづらくなる。声帯の老化について日経新聞から記事を引用してみました。

声帯はのど仏の奥にある左右1対の小さなヒダ。粘膜に覆われた筋肉でできている。息を吸うときは左右に開き、声を出すときは閉じるようになっている。

「たかが声」と思いがちだが記事によると声帯周りの衰えは転倒リスクや肺炎にもつながる、とある。

これは気管を閉鎖して肺に息をため込むことで胸郭が安定し上半身がぶれず身体の全体に力が入る、とある。できないと、つまづいた時に踏ん張れないからです。

さて中高生になると男性は男性ホルモン、女性は女性ホルモンの分泌低下で声帯と声に男女逆の現象が起きやすい、と。

男性は声帯が萎縮し声が高くなる。女性は血流が悪くなって声帯がむくみ声が低くなる。これは弦楽器の弦が細いと音色が高く、太いと低くなるのと同じだそうです。

ホルモン分泌のコントロールは無理にしても声帯とその周辺の筋肉を鍛えることは何歳からでもできる。

東京ボイスクリニックの楠山敏行院長は、「声帯の筋トレに一番有効なのは歌うこと」と言っています。皆さんに出来る方法を一つ。「の↗の↘発声法」。くちをすぼめ「の―」を低音から高音まで1セット10回。1日3セットやっていると良いそうです。

あと一つは、こまめに水を飲むことだそうです。水を飲むと副交感神経が優位になり脳からの指令出て声帯が潤うそうです。今日から声の張りを取り戻しましょう。

 

日経新聞「春秋」を読んでいて面白い記事を読んだ。

最近、スーパーの野菜売り場には早掘りのタケノコやフキノトウ、タラノメ、ナノハナが並び出した。

これらは天ぷら、おひたし、あえ物にうってつけの素材で、大地の力強さを思わせるほろ苦さやえぐみが特徴である。

私がタラノメに出会ったのは27才の時に、大学から福島県は郡山市の病院へ派遣された時である。先輩の家に「食べに来い」と言われた食卓の中に見たことのない野菜があった。これは「タラノメ」と言うんですよ、と奥様に言われたのが最初である。今でもタラノメを食べるたびに郡山を想い出す。

さて「春の皿には苦味を盛れ」とのことわざがある。

冬眠からさめたクマはまず最初にフキノトウを探して食べると言われている。この時期の山菜類には新陳代謝を活発にする効能が備わっているそうです。

皆さんも春の野菜を食べて春の訪れに備えて下さい。

 

マナーが型どおりに固まってしまった状態を「マンネリ化」と呼びます。皆さんも日常生活で自分の行動の一部が「マンネリ化」していることに気が付くと思います。

さて今回はコミュニケーション塾主宰の今井登茂子さんが日経新聞に書いてある「マナーのツボ」から引用してみます。

最近、「トイレットペーパーを三角に折り畳まないで下さい」と、ある所のトイレに貼り紙をしていた、と。

本来、三角折りはホテルの従業員が「このトイレ(個室)の清掃は済みました」ということを知らせるためのサインでした。「きれいになってますよ」の合図でした。

これが一般に広がって今は、マナーと信じられています。ところがこのコロナ禍。「用を足した後、手を洗わずに畳むのは不潔ではないか?」と。

確かに我々の三角折りは「マンネリ化」してしまっていたのかも知れません。

皆さん、コロナ禍の今、いかがでしょうか?