豆類は栄養が豊富で保存しやすいことから、古くから食べられてきました。

脂質が多い大豆と炭水化物が多く脂質が少ない小豆(アズキ)や空豆、いんげん豆に大別することができます。

大豆は油の原料としても活用されています。また、たんぱく質が多く含まれるため、動物性食品の肉や魚に代わるたんぱく質源として「畑の肉」とも言われています。大豆は加工することで消化吸収されやすくなり豆腐や納豆、油揚げ、がんもどき、みそなどに加工されています。

一方、小豆やいんげん豆などは、主に和菓子の「あん」に利用されています。

豆類の栄養面での魅力はまだまだあります。鉄やカルシウムなどのミネラルのほかエネルギー代謝に不可欠なビタミンB1、便通を促す食物繊維も豊富です。

世界的にも国連サミットで提唱されている中に「2030年までに飢餓をゼロに」があります。栽培がしやすく高栄養で保存性が高い豆類は魅力ある食材として改めて注目されています。

若い方も豆生活を堪能してはいかがでしょうか?

(追伸)

コロナ禍の中、孫達が凧上げにやって来ました。

1月2日は寒風の中、よく上がりました。まりかもコツを覚えたらしく、自分1人で揚げられて悦に入っていました。

3密回避の中、楽しい想い出となりました。

皆様、年末年始は自粛の毎日だったでしょうか?

今年はコロナから何とか脱却して、また元の日常生活を取り戻したいものです。

ワクチンその他の情報を順次、提供したいと存じますので宜しくお願いします。

みなさん、「ザイアンスの法則」を御存知でしょうか?

日経新聞の記事から引用してみます。

人は知らない相手に対して警戒心を抱くものですが「接触回数が増えるほどに親近感が増し、相手への好感度が高まる」という法則です。

これは営業の世界でも「継続的にお客様を訪れる」という形で活用されています。

さて、ここからが本題。でも漫然と訪問を繰り返すだけでは効果は限定的です。重要なのは事前の準備です。お会いする相手を常に思い出しながら日々、情報に触れ「相手に合わせた」話題をストックしておくことがコツです。

会う前の話題作りを習慣化することで人間関係の距離はより縮まります。

ザイアンスの法則は根底に相手をおもんばかるマナーがあってこそ、より効果を発揮するのです。

参考にして下さい。

(追伸)

今年1年、皆様お付き合い下さり、ありがとうございました。

来年こそ、コロナを撲滅したいものです。元気でがんばりましょう。

 

国民詩人、坂村真民先生は1909年の生まれ。本名は昴(たかし)。真民の名は後半、母君の懇請により改めて用いたという。

真はまこと、まごころ、民は人間の意で恐らく母君はまっとうな正しいまことの人間になれよ、との祈りをこめてこの名にしたのでしょう。

何といっても「念ずれば花ひらく」はすばらしい。

この言葉の中には絶対のゆるぎもない信の香りが立ちこめている。純粋で無垢、母の乳房に顔を埋めて満ち足りた幼児の姿がある。

真民さんはこの言葉を母から受けついだ。お母さんは36才の若さで5人の幼児を抱えて未亡人となったが、1人の児も離さず生活苦と闘って女手一つで5人の子を立派に育てあげました。

辛い時、悲しい時、愚痴の代わりに「念ずれば花ひらく」と口ずさんだ、と言います。

みなさんも口ずさんで下さい。勇気が湧いてきます。

 

12月16日はベートーベンの生誕250年であった。

今月はベートーベンを取り上げた番組をたくさん観た。

アンケートでやはりNo1.は「第九」であった。(9番目の最後の交響曲)。日本では「楽聖」と呼ばれる。

歴史をひもとくと、1787年、16才のベートーベンはかねてから憧れを抱いていたモーツァルトを訪問した。その直後、最愛の母・マリアが死没し、アルコール依存症となり、苦悩の日々を過ごした。28才の頃には聴覚が失われ自殺も考えた・・・とある。詳しいことは皆様の方が御存知でしょうが「英雄」「運命」「田園」など残された9つの交響曲はどれも他の追随を許さぬ傑作ぞろいである。

ベートーベンは私達へもメッセージを投じている。

「抱きあおう、幾百万の人々よ」。第九の詞が呼びかけて200年近く。世界の人々が抱き合う日が来て欲しいものです。

医師で国会議員の桜井充氏が11月13日に新型コロナウィルスに感染し、その後公務に復帰したことを公表している。(ネットに公開しています。)桜井さんは出身大学が同じのため特に関心を持って自宅療養の厳しさを読ませていただきました。

ワイドショーなどでは、コロナの危機をあおる報道も多く(精神科の先生の話ですが)、患者さんはまるで「この世の終わり」のように受け止め大量のストレスを抱え込んでいる。精神科の患者さんの特徴の一つは現実に過剰に反応してしまうこと。そのため適応障害やパニック障害を起こす。こういう患者さんは、まじめなタイプが多く、ストレスにはとくに敏感でそこから逃れようと行動する。

うつとの違いは、うつが慢性的なストレスが原因とすれば適応障害などは急性のストレスに起因することです。

いまや急性ストレスから慢性ストレスになろうとしている。

2011年東日本大震災の時と同じく、しばらくしてから、うつ病、適応障害、PTSD、自殺者が増えた。メンタルヘルスを保つために次の3点は重要です。

①日光を浴びること。②睡眠を十分にとること。③規則正しい生活を守ること。

 

 

 

今日は12月8日の日経新聞、「春秋」から引用してみた。

大阪は知られざる鍋大国である。てっちり、うどんすき、かば焼きの頭と焼き豆腐を煮込む半助鍋、等々。北前船が運んだ北海道の昆布からとるだしが「鍋もん文化」を育んだ。

「旨いもんはみんなで喰う」が大阪人の気質である。

関西・大阪21世紀協会がホームページに紹介している。しかし鍋を囲む年末年始の食の風景は食い倒れの町に限らず今年は全国で様がわりしそうである。今年は1人1つ配る「弧鍋」だ。

美食の国フランスでは革命下の平等主義の考えがレストランの普及につながった。ペストなど感染症の流行も背景にあったとされる。各個人が、それぞれ食事をとる。どうやら全世界でこのスタイルになりそうである。おとなしく、ゆっくり食べましょう。

 

現在の開業医はどんなスタンスで診療しているのか?

愛媛保険医協会副会長として全国の仲間とWebで交信している。

全国は広くて開業医レベルで自院でPCR検査を行っている所もいくつかある。

Webで質問してみた。「感染リスクや従業員対策は?」。なかなか返答に完璧なものはない。

当院のように「コロナ(疑)はPCRセンターに速やかに紹介する」という方が一番多いようである。

私の33年間の開業医の歴史の中で、ドアノブをこんなに消毒したことはない。清掃でなく「消毒」なのである。ワクチンの質問も多いが、欧米の注射実態を見てから、となりそうである。一刻も早い終息を待ち望んでいます。

「英雄伝」で有名な古代ギリシャのプルタルコスが食卓歓談集の中で酒杯を手にしながらの友人たちとの談議をつづっている。

そこに面白い記事がある。

宴会の料理は最初から一人ずつ取り分けるのがいいか、大皿からめいめい取るのがいいか、という話である。皆さん、どう思いますか?

①大皿派・・・取り分けは一体感がそがれるし、同じ量というのは小食の人、大食漢の人それぞれに不具合である、と。

②取り分け派・・・そもそも食事は「分与」と呼ばれ平等な分配が筋である。大皿派のいけないのは、食べるのが遅い人からすると大食漢を敵に回す、というのである。

コロナ禍の現在は会合では「取り分け」で感染防止になっていますが、これは永遠に続く議論です。

皆さんは①ですか、②ですか?

 

今期の読売ジャイアンツは日本シリーズで完膚なきまでにソフトバンクにやられた。

スポーツ紙では原監督は「私も含めてコーチ、選手もまだ一回りも二回りも大きくならないといけない」と。リーグ連覇を成し遂げ昨季より成長した手応えを持って挑んだシリーズだったが・・・。

Gファンの患者さんからも失望や絶望の声が多く聞かれた。「タカは強かった」と。

さて、11月25日の日経新聞の春秋欄に名字の漢字についての記事があり面白かった。

今の巨人軍に「小鳥遊」を贈呈したい。この名字は何と読みますか?小鳥が遊べるということは天敵のタカがいない。というわけで「タカ無し」が正解。「たかなし」さん。「小鳥遊」なら優勝していた??