7月21日(土)、恒例の暑気払いを行った。

二十四節気の大暑を23日に控え、最高の熱気の中での開催となった。「邪気を払う」ということから始まったとされる暑気払い。みんな浴衣で勢揃い。女性が多いため、とても艶やかな宴会となった。

浴衣ショーやビンゴゲーム等で盛り上がり、大いに英気を養いました。ゆかた大賞は外来主任の今井さんでした。さて、浴衣ショ―は2組でrunwayを往復して審査員が採点します。(runwayとは元来、飛行機の滑走路の意味ですが、ファッションショーでモデルが歩く花道に転用されて使われています。)

最期は私が「ふたりの愛ランド」と更に「ヤングマン」を熱唱(?)し、みんな総立ちで踊って終了となりました。

尚、下駄は娘の義母からいただきました。とても素敵でした。

 

 

 

団塊の世代が全員75才以上になる「2025年」も目の前に迫ってきました。(ゴルフ人口も極端に減るとも危惧されています。)

その前に筋肉の減少を最小限にとどめ、いつまでも歩く、食べる、考えることができるようにしたいものです。老化は筋肉の減少から始まります。「サルコペニア」という言葉を最近よく耳にすると思います。サルコは筋肉、ペニアは減少というギリシャ語で筋肉減少症とも表現されます。

筋肉量は20才を最高に年1%ずつ減っていきます。10年で10%減り、60才では40%も減ります。

そこから急降下し生活に支障が出ます。

いつまでも若々しくいたいなら筋肉量の低下をなるべく最小限にとどめることです。

20才の筋肉量を維持出来れば理想的なアンチエイジングになります。タンパク質を十分に摂り、筋トレを含めた運動をして下さい。筋肉は黙っていれば減る一方です。サルコペニアが進むと、これまたよく聞く「フレイル」(虚弱)が待っています。体重の減少、疲れやすさ、歩行速度の低下等が進み、要介護となります。

多くの高齢者はサルコペニアから身体機能や認知機能が衰えるフレイルへと進むのです。

粗食をやめ筋肉の原料となる肉や卵を積極的に食べ、運動をして筋肉を低下させないようにしましょう。

これが元気で長生きの鉄則です。

平昌オリンピックを見ていると、超人的なアスリートで金メダルを獲得している人達を見る反面、失敗した人はあまりフォローしない。

しかしトップアスリート達は競技前にうまくいかなかった時のことまで考えて準備していることはあまり知られていない。

①優秀なアスリートになるためには、うまくいかないことがあるという現実にきちんと向き合える心の強さが必要である。

②更に、うまくいかないときにどうするかという対処法まで考えておくと不安は軽くなる。

①、②を併せ持っていると、うまくいかなかったときに慌てないですみます。

これらは私達の生活でも生かすことが出来ます。

人生はイケイケドンドンばかりではありませんから。

(追伸)

ピアノの発表会のゆうちゃん。

付き合った、まりたんの笑顔。何が嬉しかったのでしょうか。

手に持ったペットボトルが大きく見えるのは、まだ、まりたんは小さい?

年をとると歯や歯を支える筋肉が劣化することで歯裂が崩れ、虫歯も出来やすくなる。

さて虫歯になりにくくする方法はさまざまあるが食事法も大事である。

食べ物の中には口の中をきれいに掃除してくれる「清掃性食品」といわれるものがあります。

①食物繊維を多く含み糖質や油分が少なく硬くてのみ込みやすいもの。

キャベツ、ニンジン、レンコン、レタス、ゴボウ、セロリ等の野菜。

②唾液の分泌を促すもの。(間接清掃性食品)

梅干、酢の物

その他、虫歯予防効果のある食べ物としては、フルーツや煮干しなどの硬いもの、歯を丈夫にしてくれるカルシウム豊富なチーズや牛乳、ビタミンDやビタミンKを多く含む魚類やキノコ類も良い。

逆に良くないものは「停滞性食品」と呼ばれています。糖や油分が多くて歯にくっつきやすいもの、例えばビスケット、チョコレート、パン、カレー、スパゲティー、ポテトチップス等。これらはよくかまずにのみ込めて唾液が出ず、歯と歯の間などに食べかすがつきやすく虫歯が出来やすいのです。

まとめると、食事の順番が大事で停滞性食品の後に清掃性食品を食べて下さい。

最後に、食事の後で日本茶を飲むことは理にかなっています。渋味には抗菌作用が優れているカテキンが含まれておりフッ素も含まれているからです。ウーロン茶もポリフェノールのおかげで歯垢を作りにくくしています。

(追伸)

あるMRさんが、まりちゃんへ「飛び出す絵本」をくれました。

早速、送ってやったら、ゆうちゃんに説明を受けながら、随分、喜んだようです。

面白い絵本ですね。感謝。

最後に水害は皆様、大丈夫だったでしょうか。被害に遭われた方々の一日も早い復興を祈ります。

数年前に担当だった女性MR、Tさんから(今は他県に居るのに)お見舞いメールをいただき、大変、嬉しく思いました。遠く離れていても気にかけてくれて嬉しかったです。ありがとうございました。

健康には運動や食事も大事だが、空気を吸ったり吐いたりする力を忘れてはならない。

成人の1日の空気摂取量は20kg。肺から取りこまれた空気は肺胞から血液に溶け込み全身に流れる。しかし加齢と共にその機能が低下すると疲れやすくなる。とくに梅雨時は呼吸が浅くなりがちになる。(自律神経の乱れによる。)

よく太ってもいない、タバコも吸わないのにカラオケで息が続かない人が居る。駅の階段も息切れし疲れやすい。これは空気を吸う力が衰えて全身に運ばれる酸素量が減って、細胞がエネルギー不足になるからです。おそらく呼吸筋の衰えだと思います。

よく医療機関で行うスパイロメーターで調べると年々減少し呼吸が浅くなっている人が居ます。

では呼吸筋を鍛えるには?

例えば縁日で、おなじみの「吹き戻し」を使って強く息を吐く。その他、両手を組んでゆっくり息を吸いながら両腕を後頭部に当て強く吐きながら腕を振り下ろす。

いわば剣道のエア素振りのような運動をすると横隔膜を意識的に動かせます。

エア素振りや吹き戻しを毎日5分やると呼吸が楽になります。

是非、呼吸筋を鍛えて下さい。

(追伸)

スカパラのバリトンサックス、ボーカル担当、谷中敦(やなか あつし)さんは、作詞家・俳優としても活躍しています。

彼はTwitterでつぶやいたり友人に詩を送ったりすることも活発な方ですが今日は彼の名言の一つを載せたいと思います。

「悲しみが幸せを区切る。

だから悲しいことの直後に新しい幸せはもう始まっているんだ」

皆さんの参考になりますように。

 

 

 

 

人生では何が辛いし、何が不幸を呼ぶかはわからない。宝くじに当選しても周囲との関係がこじれて人生が暗転した人を多く見聞きしてきた。

まさに「人間万事塞翁が馬」である。

何が起きてもそれをどう捉えるかで人生は大きく変わる。

心理学では「リフレーミング」という用語があります。

一見、マイナスに思える要素も見方を変えるとプラスに転じるという意味です。

「いい加減な性格」は「おおらかで寛大」、「飽きっぽい人」は「好奇心が旺盛」という具合に、言葉を置き換えるだけでポジティブに捉えることができる心理的メソッドである。

さて、それでもダメな人に「日記を書く」ことをオススメしたい。出来事を言語化することで内面と距離を置いて冷静かつ客観的に出来事を捉えることができます。

日記形式で「今日は失敗したが次回は取り返そう」と書くだけで新たなパワーが生まれます。

一行でもいいから続けてみて下さい。

(追伸)

生まれて初めて食べるサクランボ。まりたんはいかに?

種を心配そうに見る、ゆうちゃんが印象的です。

結果はおいしかったのか、むしゃむしゃと。

種を避けるように次々とかじって食べる、まりたんでした。

まるで、鳥の「ついばみ」ですね。

以前(10/30)にアルコールには血圧を下げる効果があることを話しました。

アルコールは確かに血管を拡張して血圧を下げるのですが、「酒はよい」という観念が浸透しては困ります。

詳しく話しますとアルコールの作用で一次的に血圧は下がりますが(量を飲むと)数時間後にはアルコールの作用で脳が興奮し、就寝中に血圧が上昇します。心筋梗塞や脳卒中の予備軍の人には注意です。そうすると突然死のリスクも高くなります。

では、どれくらいの程度の酒が適量か?

日本高血圧学会の2014年ガイドラインによると、1日の目安は次の通りです。

 日本酒は1合、ビール中瓶1本、焼酎半合弱

 ウィスキー・ブランディーをダブルで1杯、ワイン2杯弱

どれか1つだけが1日の適量です。女性はその半分以下が推奨されています。

アルコール性肝炎なら週に2日の休肝日で肝機能の回復が期待できますが血圧はそうはいきません。飲み過ぎは夜間高血圧につながります。降圧剤の内服はきっちり行いましょう。

(追伸)

東京スカパラダイスオーケストラ(スカパラ)が、6月24日(日)松山にやって来た。1985年に結成し、現在9人で活動しています。

日本のみならずヨーロッパや南米等、世界で活躍しています。湊町のWstudio REDは多くの立見のファンでぎっしり満員でした。

演奏が終わってからギタリストの加藤隆志さんが写真に収まってくれました。1971年鳥取県生まれですが、2000年1月からスカパラに加入しています。個人的には宇和島に行って宇和島城等を見学したいと話していました。すばらしい好人物です。今後も頑張れスカパラ!!

尚、今年のツアーファイナルは12月24日の大阪城ホール公演です。是非、行かれて下さい。

(尚、帰る時に患者のTさん母娘に出会いました。2時間半、しっかり踊って満足したようです。)


 

日本人の三大死因はがん、心臓病、肺炎ですが、がんや心臓病で亡くなった人の中には肺炎を併発して死に至ったケースもあります。高齢者の肺炎は認知症、足腰の衰え、糖尿病悪化、心血管疾患、脳卒中のリスクを上げることも研究で明らかです。

ではその予防は?

厳しく判定すると、うがい・手洗いは感染率を下げるものの完全には防げない。マスクも防御効果はほぼゼロ。間違いなく効果があるのは口腔ケアと禁煙です。

それと肺炎球菌ワクチンの予防接種。肺炎の死亡者のうち97.3%が65才以上のため、公費助成が65才以上で行われていることは御存知の通り。

この制度は来年3月で終了予定です。

肺炎球菌ワクチンはインフルエンザワクチンと両方接種する方が効果が高い。インフルエンザにかかると肺がウィルスでボロボロになり、そこに肺炎球菌が入り込み、肺炎発症→死亡へのリスクが高まります。

「今までワクチンなんかしなくても感冒にかかったことはない」と豪語する人が居ますが感心しません。

是非、長生きの努力をして下さい。

(追伸)

先週、遅ればせながら、長男から父の日兼、夫婦誕生日のプレゼントが届きました。

手紙を読むと学会でノルウェーに行ってた、と。「泊まったベルゲンという街はフィヨルドが有名でとても良かった」とありました。

ミトンやゴルフボール、絵葉書、栓抜きをお土産として同封してくれました。

ありがとう。

尚、学会は英語で無事に(?)発表出来たそうです。

 

毎年、私が行っている産業医のテーマで取り上げる「熱中症」。今年は早くやって来そうです。

毎年30~40万人が医療機関を受診し、5万人以上が救急搬送されています。

患者が増えるのは梅雨の合間の急激に暑くなった日や梅雨明け直後から8月一杯の盛夏にかけてである。

熱中症には2つのタイプがある。屋外で発症する「労働性熱中症」と屋内の日常生活で起こる「非労働性熱中症」である。前者は10代のスポーツ中や30~60代の肉体労働中が多い。後者は高齢者である。

さて基本的に熱中症は「気温が高い」「湿度が高い」「風が弱い」「日差しが強い」「急に暑くなった」などが環境因子である。

労働性を業種別でみると建設業が3分の2を占める。そして熱中症の死亡者数は作業開始の初日が最も多く、初日から3日間のうちに約3分の2が発症していることが大きな特徴です。

たとえ天気が曇りでも湿度が高く風が弱いような日は要注意。湿度が高いと汗が蒸発しにくく体に熱がこもりやすいのです。

暑い場所での仕事は冷たい飲料を500mlであれば10~20分おきに1時間くらいかけて飲むような水分補給をして下さい。

明日は我が身。注意して下さい。

(追伸)

暑い夏はシャワーでも浴びたいですね。

ゆうちゃんが有名な松野町の、おさかな館へ行ったようです。

人気者のワニのだいごろう君がシャワーをしてもらって気持ちよさそうです。(写真にはないですが)水浴びの際、二本足で直立する事で有名です。

まりたんはパンダに似ている??

(写真2枚)

6月14日に続く「その2」です。

脳は自己防衛本能の意味で失敗のデータを蓄積するようにできています。失敗のイメージが先行してしまうから努力を放棄してしまいます。

そこで運を引き寄せるには、まず脳をプラス思考の状態にしておいてプラスのイメージを強く引き寄せることが肝心です。

ゴルフでも自分がウィニングパットを入れる瞬間をイメージする等をプロでもやっています。

このようなイメージトレーニングが有効なのは、脳を「快」状態にすることができるので成功の喜びを感じながら前向きな努力をすることが可能になるからです。

常に脳にプラスのイメージを植え付けることができれば更にやる気を引き出す神経伝達物質ドーパミンが分泌される。いつも思考やイメージをプラスにしておけば更にパワーが生まれ、おのずと運を引き寄せることが出きます。

後ろ向きなマイナス思考の人と付き合うとこちらまで暗くなりますが、逆にプラス思考の人と一緒に居ればパワーをもらえます。

どうか好循環をして下さい。

 

(追伸)

ゆうちゃんが大好きな砥部動物園で癒されたようです。うさぎやハムスター達と。

(ちなみに、まりたんはぐずった日で写真はありません。)