6月19日号での記事に反響が大きく、世界について質問もありましたので今回は世界の情勢について調べてみました。

日本は60才以上のゴルフ人口比率が5割以上を占めているが米国も深刻である。米「マーケットウォッチ」によると米PGAツアーの視聴者の63%は55才以上で35才以下は12%に過ぎない。(2014年調べ)。

NBA視聴者の55才以上25%、35才以下47%と比べるとゴルフは若者に人気がないことがわかる。米ゴルフ人口は05年に3000万人だったのが15年に2410万人、16年に2380万人と減少傾向が止まらない。

特に年に1~2回しかプレーしない若い世代がこの5年間で200万人も減少している。

若手のゴルフ離れの最大の要因は「時間がかかる」という理由だ。半日もゴルフに費やすのを嫌っているのだ。

そこで全米ゴルフ協会は「PLAY9」キャンペーンを始めた。9ホールなら時間や料金が節約出来る。

その他、全米9000の小学校でゴルフに触れる活動も展開し始めた。若手にゴルフの魅力を伝えて人口を増やしていこう。今や世界中で待ったなしなのです。

(追伸)

6月20日で3ヵ月を迎えた、まりかちゃんです。すくすく育っています。

ゆうちゃんも小学校で、そうじも一生懸命やっています。(右から2人目)

 

 

ゴルフ人気を支えてきた宮里藍プロの引退は業界にとっては痛手である。藍参戦がギャラリー数アップの一因であったのは確かである。

さて「レジャー白書」によるとゴルフ人口のピークは1992年の1420万人から2015年には760万人と半減している。原因は若者のゴルフ離れと若者人数の減少(少子化)である。

16年「レジャー白書」では60才以上のゴルフ人口比率は50.6%と完全な高齢化スポーツなのである。

10代は0.7%、20代は5.7%と若い人は1割もゴルフをしない。女性比率も14.5%と低い。

団塊世代がゴルフからリタイアしてきて問題になっているのは2020年問題。

ゴルフ人口が減少すると、それに伴うゴルフ関連産業(ゴルフ場、メーカー、ゴルフトーナメント)の衰退は目に見えている。日本のゴルフ業界の売り上げは95年で1兆7880億円、15年では8780億円と20年間で半減している。練習場売り上げは95年で2580億円、15年に1350億円とやはり半減。施設数も減少している。クラブやボールのゴルフ用品も同様に5820億円から3390億円と4割以上の減少である。ナイキがゴルフ用品から撤退しアディダスがテーラーメイドの身売りなどゴルフ用品界の衰退も激しい。ゴルフを知らない層にゴルフの魅力、楽しさをどう伝えるか?

安倍首相も自分ばかりでなくゴルフの楽しさを国民に呼びかけてもらいたい。ゴルフほど老若男女を問わず出来るスポーツは少なく、また、1度ゴルフを共にしただけで人とのつながりが出来るスポーツは他にはないと思う。

「心の旅」のヒット曲で知られるTULIPのボーカル財津和夫さん(69才)が6月2日、自らが大腸癌であること、そして治療に専念すべく休業することを公表した。数々のヒット曲の中で1975年2月5日に発表された8枚目のシングル「サボテンの花」も有名である。

ちょうどKさん宅に花開いたサボテンの花の写真を撮らせてもらいました。とてもピンクが美しい花でした。なかなかサボテンの花を咲かせるのは難しいと聞きます。すばらしいです。サボテンの花言葉は色々ありますが私は「枯れない愛」が好きです。

商業用にウェディングのプチギフトでも使われていますね。永遠の愛を祈って。

何はともあれ財津さんの1日も早い回復をお祈りし、もう1度、元気に「サボテンの花」を歌って欲しいです。

(追伸)

本文はサボテンの花でしたが、こちらはひまわり。

サングラスに麦わら帽子、ひまわりと夏バージョンといきたい所ですが、喜んでいるのはゆうちゃんで、まりかは「いやだ~」。

海バージョンでは少しおとなしくなったかな?

 

6月1日は「むぎ茶の日」であった。6月は麦の穂が実り、むぎ茶の原料・大麦収穫シーズンに当たることから「麦秋」と呼ばれること、6月1日が衣替えに当たることから1986年に制定されました。

日本人は昔からむぎ茶を愛飲しており江戸時代、むぎ茶は「麦湯」と呼ばれ涼を取る夏の風物詩として売られていて、平成の今の世も定番飲料はむぎ茶である。さてむぎ茶は涼を取るだけの飲み物ではない。暑さが厳しくなるこれからの季節、熱中症対策には「ミネラル入りむぎ茶」が効果的なことが医学的にも実証されている。

熱中症は高温環境下で体内の水分やミネラルのバランスが崩れ体内の調整機能が低下することで起こる。

ではどう防いだら良いかといえば発汗によって失われる体内の水分やミネラルをこまめに補給することに尽きます。ミネラルは人間の体内で作れないため夏場は意識して食べ物から摂取することが大切です。「ミネラル入りむぎ茶」はとても便利だと思います。ミネラル入りむぎ茶には血流改善効果があり熱中症予防に一定の効果があることもわかっています。

カフェインを含まない家族みんなで飲める「ミネラル入りむぎ茶」を飲んで健やかに過ごして下さい。

患者さんに尋ねると、今日は昼は「かけそば」で済ませた、「かけうどん」で済ませたという人が居る。

カロリーはと言うと、ゆでた麺200g(1玉)では、そば264kcal、うどん210kcalで、そばの方がカロリーが高いので、うどんの方がヘルシーかと思われますが問題は中身です。トッピングなしのそばやうどんの場合、麺自身に含まれるタンパク質は、そば7%に対しうどん3%です。ソバ粉には必須アミノ酸であるリジンが豊富に含まれています。そのため栄養的には、うどんよりそばが良いです。タンパク質が補給出来ないと肌や血管、髪の毛などを新しく作り出すことができません。そばにはポリフェノールであるルチンも豊富で血圧が高い人にもオススメです。

ルチンは水溶性なのでルチンが溶け出したそば湯もいただいて下さい。うどんの原料である小麦粉に比べソバ粉にはビタミンB1やB2も多く含まれ代謝アップや疲労回復の効果が期待できます。

以上あくまでもトッピングなしの比較ですが、天ぷらや卵を入れるとタンパク質も補給出来ますので考えて摂って下さい。

 

(追伸)

グーグルが今年1月1日から5月15日までの「2017年 国内世界遺産検索ランキング」を発表した。

1位はやはり「富士山」。世界に誇る名山は堂々としている。

2位は富士のそばの「河口湖」。

3位は外国人観光客に人気の「清水寺」。

以下は屋久島、姫路城、山中湖、金閣寺・・・と続いている。

景色はもちろんであるが、深い歴史も参考にしているようである。

多くの世界遺産観光を制覇したいものである。

昔より一番風呂は家の主が入るものとされてきた。シャワーのない時代は特に浴槽に入るのが常であった。

さてこの「一番風呂」-体に悪いという説があるが、本当だろうか?

科学的には一番風呂の湯の成分は水道水そのものですから不純物が入っていないのでその分、刺激が強いと言えます。不純物が少ないとお湯の熱が肌に直接伝わり肌がピリピリしたり、疲れやすくなるといいます。また肌の潤いを保つ皮脂やナトリウム、カリウム等のミネラルが失われて肌が乾燥しやすくなるそうです。その点、人が入った後のお湯は皮脂やミネラルがすでに溶け込んでいるので肌への刺激が少ないのです。では、どうすればよいか?

ひとつは入浴剤。さまざまなミネラルが配合されていますので「軟らかいお湯」になります。

次に、水道水に含まれる塩素は乾燥肌の原因とも言われていますが、ゆず等ミカンを入れると皮成分によりお湯の中の残留塩素を減らせるそうです。ゆず湯ーいいですね。

お風呂も健康的に入って下さい。

(追伸)

本日6月5日は私の64才の誕生日です。

ゆうちゃんより私とばあばへ、お祝いの写真とメッセージが届きました。ありがとう。私たちがケーキを食べているそうです。

(私と家内は誕生日が同じ6月5日なのです。)

そばで、まりたんもお祝いしてくれているのかな?感謝です。

高齢の患者さんより「まだまだ若い!」と励まされています。

がんばります。

 

見た目が若い人ほど動脈硬化リスクが低い、と昔、愛媛大学が研究成果を発表したことがあった。この記事は私もずっと気になっていた。

「アンファー」が40~60代の男女891人にアンケートを実施。自分の見た目を気にしている度合いに応じて4グループに分け、その行動パターンを分析した。それによると気にする人(以下A)の55%が「食事」にも気を使い、気にしない人(以下B)の15%を大きく上回った。「睡眠」もAが46%Bが22%、「運動」もAが47%Bが15%と差が大きかった。

これについて日本健康生活推進協会の大谷理事長は「見た目に気を使うことで生きるうえで励みになり、その結果として健康寿命を延ばす」と述べています。体型でも他人の目を気にする人はスリムな体形を保って結果として長生きします。

しかもダンディー(美人)な人ほどアクティブに行動しています。Aグループの65%が「外出することが多い」と答えたのに対しBグループは32%と少数でした。「着たきりすずめ」の男性は気をつけた方がいいです。オシャレで長生きの代表例は黒柳徹子さん(83才)でしょうか?

結論的には長生きしたいならオシャレに気を付けて下さい。

(追伸)

①ゆうりに起こされて泣いている、まりたん。

②ボンボン持たされてご機嫌になった、まりたん。

③その後、すやすやと。

美容院や一部の床屋さんで髪を洗う時に頭の後ろにシンクを置いて首を強く後ろに曲げる姿勢を取ります。私はいつもうらやましいなと感じています。楽チンそうに見えるからです。

ところが、医学雑誌にはこの姿勢が危険であるという論文がありました。最初の報告は1992年に海外の専門誌に発表され「美容院脳卒中症候群」という名前が付けられたのです。その後も「美容院に行ってから間もなく脳卒中になった」という報告が複数あり海外では訴訟例もあるそうです。

典型的な事例は、首を後ろに大きく曲げた瞬間に「吐き気」や「めまい」がおこり、その後に手足が動かなくなるような脳卒中の症状に進行するそうです。

これは首を大きく後ろに曲げることで首の後ろに走っている椎骨動脈の一部が折れ曲がり血液の流れが悪くなるためです。特に高齢で動脈硬化が進んでいると折れ曲がった血管に傷が付き血管が裂けたりそこにあった血の塊が脳に飛んだりする危険があるのです。

結論として美容院で洗髪のときは、なるべくゆっくり頭を反らせてもらいましょう。少しでも痛みやめまいがあるときは気を付けて下さい。

春は出会いと別れの季節。職場では人事異動や配置転換で人間関係も様変わりし、精神的ストレスがたまりやすいと思います。こんなサラリーマン諸氏にいくつかの本を紹介します。

①「折れない心のつくりかた」(すばる舎 1300円)日本ポジティブ心理学協会著 宇野カオリ監修

ペンシルベニア大学で考案された逆境や困難から回復する力を鍛える「レジリエンス・トレーニング」を分りやすく解説しています。脳は強いストレスを感じると、それを素早く取り除くために判断を急ぐ傾向にあり、必要以上にネガティブにとらえる「思考のワナ」に陥りやすいのです。ワナから抜け出すコツについて書いています。

②「あきらめる練習」(SBクリエイティブ 名取芳彦著 800円)

物事が思うように進まなかったり、よかれと思ったことが裏目に出る・・・などはよくあること。がっかりしやる気を失いがちだが、そんな時こそ積極的にあきらめることが肝心です。例えばイベントが雨で中止になっても「天気や世の流れは変えられない」と本質を明らかにすると仕方ないと受け入れられます。

以上、2冊、読んでみて下さい。

(追伸)

起居をともにする2人。

まりかは幸せですね。お宮参りも行ったようです。

 

 

私たちは内容が充実していると、それが自然と外ににじみ出ると考える傾向がある。思いがけないお金が入るとニコニコ顔になるのは典型であろうか。気持ちが元気になるとキビキビと動けるし楽しいもの。だから笑顔が出てくる。これが「内から外」つまり、こころから体への波及効果だ。

一方で外見に表れたことが、こころに影響することもある。キビキビ動いていると気力がわき、笑顔でいれば気持ちが明るくなってくる。男性でもピシッとスーツを決めると気持ちにハリが出てくる。女性もメイクアップするとやはり気持ちにハリが出てくる。行動や表情、姿勢によって気持ちが変わる。

これが「外から内」である。

新年度入りしてフレッシュな若者の皆さん。

表情や服装、姿勢などにちょっとした気を配って外からこころを元気にして活躍して下さい。

以上は精神科で盛んに指導されている「認知行動療法」の一環です。

人間ってやはり不思議だと思います。