松山の桜もいよいよ満開へ向けて、となりました。

さて「ソメイヨシノ」は江戸末期に人工的に作られ明治に入って東京は染井の植木店が広めたそうです。それまでの桜の代表はヤマザクラで「やまとごころ」の象徴として数多くの歌に詠まれています。

徒然草137段の有名な「花は盛りに、月は隈(くま)なきをのみ、見るものかは。」

兼好法師は、「あらゆる事は始めと終わりこそが興味深いものだ。男女の情趣もしかり。逢えない事を憂いて嘆いて長い夜を独りで明かすのも色恋の情趣だ。」と発展させている。

どうか皆様、桜の今と更に散ってしまうまでを存分に味わって下さい。

尚、写真は患者のTさん(男性)が、30周年記念として私にくれたものです。ドンペリとお家に咲いていたという桜です。

桜を愛でながら一杯やろうと考えています。

Tさん、感謝申し上げます。

 

人間関係に悩むひとはやはり「アドラー心理学入門」(岸見一郎著、ベストセラーズ)から読むと良い。

アドラーは以前にも取り上げましたが「すべての悩みは対人関係の悩みだ」と断言し、解決策として「まず課題を分離せよ」と言っています。例えばある社員が上司に「ほめてもらえない」「認めてもらえない」「分ってもらえない」と悩んでいました。他人の目や評価を気にして動けない社員は実に多い。これをアドラー心理学に当てはめると、自分をほめるかどうかは「他人の課題」なのです。自分はどうすることもできないから気にしない。他人に認められようとするから疲れるし悩む。そのことに気づきます。

岸見一郎さんはベストセラー「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)でも「自分の問題と他人の課題を分ける」ことを提言しています。上司が怒るのは自分と関係ない。そう割り切ると楽になります。

また「他人のことを悪く思うのは自分の中に後ろめたいことがあるから」と強調もしています。人は後ろめたいことがあると、自分を正当化しようとするのだとも書いてあります。

考え方一つで人生楽になります。

(追伸)

ゆうちゃんは、まりかちゃんの事を、「まりたん」「まりたん」と呼んでいるそうです。

脚を広げて何をしているのかと思ったら、足比べでした。

次に、「たか~い、たか~い」をしたら大泣きの、まりたん。

「よ~し よ~し」とあやし、落ち着いたようです。

「鰹節」。今ではお手軽な「削り節」のパックが売られているが、昔は子供達が鰹節をよく削らされた。しかしこれをお湯にくぐらせるだけで、あの玄妙で複雑な味わいの素になるなんて誰が考えたんだろう?西暦1500年代、室町時代には今の物に近い形態が完成していたというのだから驚きである。

「和食」の味が飛躍的な向上を遂げたのは「出汁」と「しょうゆ」の誕生によると言われている。両者が揃い踏みをして文化が爛熟する「江戸時代」は幸運であった。

さて「鰹節」は時代によって形を変えてきた。何十年か前には結婚式の引き出物には必ず添えられていたし、その名残は今も「パックの削り節」に引き継がれている。又戦の折には「勝男武士」と縁起の良い文字に置き換えこれを携行した。

白いごはんの上にパラパラッとふりかけそこへちょいとしょうゆを垂らしても充分に美味しい。日本の犬や猫も昔から舌が肥えていたと思います。

げに恐ろしき伝統の味でした。

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(追伸)

神様の計らいにより出来た まりか、ゆうり姉妹。

きっと末長く仲良く暮らすのだろうな、と遠い未来を考えてしまいます。

「まりか」は神様の「ゆうり」へのビッグプレゼントですね。

添い寝がサマになっていますね。

   
   
   

 

 

 

 

 

外来で多いのが頭痛持ちの方。
女性の方が多い気がしますが、皆さん市販薬で実に多くの薬を飲んでいます。女性は特に生理痛もありますので尚更です。
ロキソニンやイヴ等、実に多彩ですが今日は注意点をお話します。私自身も頭痛がある時は屯服を服用してスッキリすると仕事もはかどりますので気持ちは分りますが、月に10回以上服用の方は注意が必要です。中には1日10回以上の人も居ますし更に予防的な服用も含めると四六時中服用の人が居ます。結論から言いますと「薬物乱用性頭痛」という頭痛が起きやすい体になってしまうのです。そうすると薬を中止することが大変です。その他、頭痛薬には胃炎、胃潰瘍更には腎障害、肝障害などの危険性もあります。またアルコールと一緒に服用すると毒性が上がりますので禁忌です。
あまりに頭痛が続くときは是非、1度、医師の受診をお勧めします。肩こり頭痛も多く、肩こり治療で軽減、消失した人も居ます。

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(追伸)

まりかちゃん誕生の日の動画を1分半程載せました。

御覧下さい。

ガムが売れなくなった。全日本菓子協会の統計ではチューインガムの小売額は2004年の1881億円をピークに2015年は1113億円へと4割以上の減少である。

原因はさまざまですが、かつては手持ち無沙汰でガム、今はスマホ。若者の「クルマ離れ」も「ガム離れ」につながった。コンビニで買うのもガムでなくてカウンターコーヒーという若者も多い。幼少期にガムに触れないと大人になってもガムをかむ習慣は少なくなります。そういえば、ゆうちゃんも・・・。

しかしガムをかむことによる健康効果は多い。記憶力、思考力、認知力、集中力、精神安定力がアップし脳が活性化します。ガム1枚をかむ回数は550回。そばの15回、チャーハンの47回をはるかに上回ります。(各10g当たり)。そしゃくは唾液の分泌を増やし疾患予防、消化促進などの他、生活習慣病の予防、特に肥満の予防につながります。30回かむことが推奨されています。(日本肥満学会)。

場所を選ばず短時間でこれほど費用対効果の高いアイテムはないのですが・・・。

お待ちかねのゆうちゃんの妹が誕生しました。

正確には3月20日(月)(春分の日)、am10:18、3195g。母子共に元気な女の子の誕生でした。

名前は、山内鞠佳(まりか)。

ゆうちゃんは立ち合い出産を体験し、全然、怖がらなかったそうです。そして、早速、抱っ子してお姉さんぶりを発揮していました。切れ長の目と福耳が特徴だと思いました。

婦長さん、出産介助本当にありがとうございました。

皆様、ゆうちゃん共々、宜しくお願い致します。

 

「がん予防」について実に多くの情報が流れ、全くの裏付けのない食品やサプリまでが予防品として売られています。まさに人の不安につけこんで・・・という所でしょうか?

私の考えた「科学的根拠のある」予防法を6つあげてみました。

①禁煙もしくはたばこの煙をできるだけ避ける。

②節酒

③適正体重の維持

④減塩などの食習慣の見直し

⑤適度な運動

⑥ピロリ菌や肝炎ウィルスの感染予防

⑥のピロリ菌に関しては厚労省も日本人からピロリ菌を撲滅しようと考えていますので、陽性の方は是非、除菌治療を受けて胃癌の予防をして下さい。(保険治療可)。またC型肝炎に関しても最近の新薬でかなりの人が3ヵ月で治癒する時代になってきました。肝癌の予防です。

とに角、早期発見、早期治療を心がけて下さい。

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(追伸)

1月23日号でポルトガルの写真を載せたMさん(女性)。

今回は中南米へ旅し、写メールを送ってくれました。

順にイグアスの滝(世界最大の滝)、マチュピチュ、ナスカの地上絵、リマの教会、現地の人達、現地のおみやげやさんです。

心理学や脳科学の学者が特に情動の部分に於いて人間って不思議な生物だとよく話している。

たまたま、3月8日の日経新聞「春秋」欄に次のような記事が出ている。

昔、映画評論家の淀川長治さんがラジオ番組で映画から学んだ人生訓の一つとして

「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ。」という言葉をあげていた。

この話を心理士である次男に尋ねてみると彼が教えてくれた。これはアメリカの心理学者ジェームズとデンマークの心理学者ランゲとによって1884~1885年の同じ頃、唱えられた情動の本質についての説だそうで、刺激→情動→身体変化ではなく、刺激→身体変化→情動という道筋を考えたとある。いわゆる「ジェームズランゲ説」だそうである。これは情動の末梢起源説とも言われています。

その他「人間は幸せだから歌うのではなくて、歌うから幸せになるのだ」「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」

本当に人間って不思議ですね。

(追伸)

皆さんから30周年記念のお祝いとして、たくさんのお花等をいただきました。

改めて感謝の意を表したいと思います。私の人形ー面白かったです。

 

来る3月11日は当院の開院30周年である。先代、後藤田先生(内科)の跡を昭和62年に継いだのであるが、後藤田先生は昭和43年開業ですので今年でもう49年となる。

この間、ずっと通ってくれている人も多い。

私は開業時に有床とした訳であるが、随分多くの方の入院に少しは貢献出来たと自負している。全国でベッドをやめたという開業医は多く、私は全国保団連有床診対策部会の愛媛委員として有床診の存続を訴える活動を続けています。「今日は具合が悪く何日かでも入院させて欲しい」というニーズは実に多い。厚労省も病診連携に積極的で例えば整形の難しい手術は病院で行ってもらい、その後のリハビリはゆっくり我々のような所へ転院してやってもらうと病院のベッド塞ぎの解消にもつながる、と論説している。

今後も地域住民の方々のお役に立ちたいと考えていますので応援よろしくお願いします。

最後に、ゆうちゃんがお祝いのお花をくれました。ありがとう。

(追伸)

当院に20年通ってくれているMさん。

「おめでとう」を言いに来てくれたので、ツーショットを撮りました。皆さん、Mさんは何才だと思いますか?Mさんの明るい笑顔にいつも私は逆にパワーをもらっています。自転車にも乗れるのですよ。

(正解は97才。5月で98才を迎えます。)

ニンニクはタンパク質、脂質、炭水化物の代謝に欠かせないビタミンB6の含有量が食品の中でもトップクラスなのは意外に知られていません。

ビタミンB6が不足すると免疫力の低下や肌荒れといった症状が出るので積極的に摂りたい食材です。

ニンニクは細胞に含まれる無臭の物質、アリインがアリイナーゼという酵素と反応し、におい成分であるアリシンを生成して独特なにおいになります。強力な殺菌効果があり、サルモネラや黄色ブトウ球菌、大腸菌O-157といった食中毒を引き起こす菌などに対する作用が確認されている他、風邪予防にも効果があると言われています。

アメリカで行われた研究では9月から半年間、毎日ニンニクを1片食べるとウィルス性感昌にかかりにくくなり、しかもかかっても早く完治するとの結果が出ています。

1990年にアメリカ国立がん研究所が、がん予防に有効と考えられる食品をピラミッドで表した「デザイナーフーズ」でもニンニクがその頂点にあげられています。

オリーブ油に漬けて炒め物に利用したり酢に漬けて温野菜やサラダにかけるのもいいです。

ただしニンニクは大量に食べると胃腸障害を起こすので、食べすぎには注意して下さい。

 

(追伸)

砥部の七折に行った患者さんが送ってくれた写真です。

梅や菜の花が美しいです。もうすぐ春ですね~♪♪