ゆうちゃん
孫の悠里(ゆうり)が10月18日で11才になった。
たかが孫の話ですが、ゆうりは生誕の時よりずっとブログに載せてきたし、患者さんの中でも特に女性ファンが多い。有り難いことです。
みなさんの応援のおかげで小学5年生になり11才の誕生日を迎えることが出来ました。
また、まりか(3才)が途中でやっと生まれて、ゆうりの「妹が欲しい」の連発で悩まされて(?)いた娘夫婦も落ち着いたのでした。
私が元気な限り、成長の証をブログに載せて行きたいと思います。
それにしても、まりかが幼いのも手伝って「すっかり大人びてきたなあ」と実感する最近のゆうちゃんです。
みなさまからのプレゼントに喜色満面のゆうりです。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
尚、本日、10月26日は私の結婚40年(ルビー婚式)になりました。
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天然痘
コロナ流行の今年であるが、100年前のスペイン風邪の話は以前にしました。
疫病は時代をさかのぼれば、いくつもありその度に人間はあらゆる知恵で対抗してきました。
今回は「天然痘」のお話です。
別名、疱瘡は6世紀頃にわが国に伝来し、江戸時代には各地で猛威を振るった。感染力が極めて高く、死亡率は20~50%に達する恐るべき疫病であるが、唯一の救いは一度かかれば免疫が生じることである。
イングランドのエドワード・ジェンナーが1796年に開発した牛痘接種法は確実性と安全性によって急速に普及し、わが国にも「オランダ風説書」を通じて情報が入った。シーボルトの弟子の佐賀藩医の楢林宗建がオランダ商館を通じて入手した牛痘痘苗を長崎で自分の子供に植えて持ち帰り藩の全面的な協力を得て、広範囲に接種を実施した。
後に「お玉が池種痘所」が出来、蘭方医が増員されていった。順天堂や適塾の開設などが続き、近代医学の夜明けが近づいたのである。
「免疫」の獲得。今、コロナに対する免疫をいかにして全人類に獲得させるか。いつの時代も学者は闘いの毎日なのです。
(追伸)
ゆうり、まりかの姉妹は、とても仲良しです。
8才も違うとゆうちゃんは完全にママ役ですね。2人仲良くアイスを食べています。
さて、まりちゃんは9月よりピアノを習い始めました。
まだまだドレミの段階でしょうが、結構、上手に両手で弾いているようで驚きです。
ゆうちゃんの影響でしょうか?
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猛暑リスク
8月の日経新聞に猛暑リスクについて詳しく話してあった。
地球の温暖化は灼熱の暑さをもたらし「熱リスク」が人々の健康や経済を蝕(むしば)もうとしている。
今年も熱波が世界を襲った。カリフォルニア州デスバレーでは8月、気温54.4度を記録した。フランスやスペインでも40度を超える日が続き、当局が警戒を呼びかけた。
ILOが特に指摘するのが「熱ストレス」である。熱ストレスで失う労働時間が30年までに世界で2.2%に達し、経済損失は250兆円になる。
世界の気温は既に産業革命前より1度上がった。1度程度でも熱ストレスが心身を侵す。目まいや極度の疲労は企業のサプライチェーンなどに悪影響を及ぼし生産活動や食料供給の停滞を招きかねない。
03年に起こった熱波ではフランスで死者が1万5千人に上り社会が大きく混乱した。
欧米の研究チームは今世紀末にかけて海面が1.1m上がるという脅威を訴えている。蚊が媒介するデング熱は1970年以前は流行が9ヵ国であったが現在は100ヵ国以上に広がっている。頻発する洪水もコレラの感染者を増やした。
温暖化のリスクはコロナ以上に深刻だと思います。知恵を絞らないと地球が終わってしまうと感じます。
(追伸)
猛暑もそろそろ一段落し、ゆうちゃんも運動会でした。運動会はやはり秋が一番。
見学に行った まりかでした。
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成功のビジョン
世界で「地域おこし」が行われている。
例えば、精神病院に入院中の患者さんが退院して住める場所を地域に作ろうとしよう。
世界どこでも精神疾患に対する偏見があり、住民は反対することが多い。
しかし今は「地域おこし」はとても重要なことである。地域の産業は衰退し皆で力を合わせる、という団結力は必須である。銃社会のアメリカ等では、とても難しいと聞く。
さて私たちが何かをするとき「うまくいかなかったらどうしよう」と心配しているときよりも「うまくいけばどうなるだろう」と前向きに考えたときの方が成功する確率がずっと高いことがわかっています。
難しいけれど「前向きに」がキーワードです。
(追伸)
ディズニー映画「リトル・マーメイド」の主人公「アリエル」。今でも大人気です。アリエルは7人娘の末姫。
まりかも末娘として、その世界に浸っています。
ゆうちゃんがせっせとお手伝いです。
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お金の歴史
みなさん、日本のコインは中国式なのを知っていましたか?
西洋のコインはローマもギリシャも穴が開いているのは一つもない。実は世界のあらゆるコインの中で穴が開いているのは中国式だけなのです。
この穴は時代劇でも、ひもを通して1000枚のかたまりを一貫文(かんもん)として取引に使っているのをTVで見たことがありますね。日本では今でも五円玉を穴あき銭にしています。いまは、中国が穴あき銭を発行していないのでおそらくこれが世界唯一のものでしょう。
穴の有無は中国でコインは鋳造(ちゅうぞう)したからです。材料(銅など)の金属を溶かして型に流しこんで成型する鋳物(いもの)だったのです。
では西洋のは何故穴がないか?それは西洋のコインは鋳造ではなく鍛造(たんぞう)という作り方です。金属を溶かさずハンマーなどで型に合わせて打ち抜いたり叩いて整えるやり方です。
日本でも金貨である大判小判はそれで造られています。所変われば品変わる。
通貨のお話でした。
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(追伸)
久しぶりに、ゆうり、まりかの写真です。
2人共に、すくすくと大きくなってきています。
果物大好きのまりかは、さくらんぼを独り占めでおいしそうです。
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コロナの正体
新型コロナウィルスの正式名称は「重症悪性呼吸器症候群(SARS)コロナウィルス2型」であり、略称は「SARS-COV-2」となる。このウィルスは8番目のヒトのコロナウィルスである。
ヒトに感染するこれらのウィルスはすべて動物からやってきたと考えられる。どの動物からやってきたかはこれらのウィルスに遺伝的に近縁のウィルスがどの動物に存在するか調べることで推定可能である。
それを調べる方法が「系統樹解析」と呼ばれる手法である。
これを用いると、ヒト腸内コロナウィルスとOC43に近縁なウィルスはウシやシカ、イヌに存在する。229Eに近縁なウィルスはラクダに、NL63に近縁なのはコウモリといった具合。これらの動物からヒトに感染することでヒトのコロナウィルスになったと考えられます。
2003年以降のSARSやMERSコロナウィルスに近縁なウィルスはコウモリに存在し、コウモリから感染したと思われる。
我々はコロナウィルスに包囲されていて、共存していくしかなさそうである。
コロナによる、暗い話が続きますので、しばし忘れるために、子供の屈託のない笑顔を見たいと思います。
まりかは幼稚園へ行き出してから、しっかりしてきたのと姉のバレエのポーズ等も取るようになりました。
ポニーテールも似合いますね。
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焦り
人間という動物は「焦り」を感じる生き物である。
試験でも早く勉強していればいいものを、さぼっているから当日に間に合わず焦る。
古くはゲーテがこんなことを言っている。
「焦りは過ちを増し、後悔は新しい後悔をつくる」。
その他、多くの言葉も残している。ニッポン流に言うと「急(せ)いては事を仕損じる」。
大文豪のゲーテも現代の我々も同じ戒めを胸に抱いている。
例えばキャッシュレス決済に遅れまいと焦って不正アクセスの標的にされて多くの被害に遭った事件等もそうである。
とに角、後悔が新しい後悔をつくらないよう、焦りは禁物である。
(追伸 その1)
「焦る」ときは、ゆったりとした環境に身を置くことです。
子供と遊ぶのも俗世を忘れますよ。
まりかも幼稚園に行くようになって成長(?)した感じがします。
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(追伸 その2)
新型コロナ問題で、世界で行われている医療従事者に感謝の敬意と気持ちを表すライトアップ運動が日本でも始まりました。(青色)。
松山城も4/27~5/6まで19:00~23:00の間、ライトアップしています。
東京の長男(医師)に写メールを送ったら早速、返信メールが届きました。全国で行われています。
5月6日まで皆さん、祈りましょう。
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子供を守ろう
コロナ問題で多方面の難題が提起されているが、忘れがちなのは子供のSOSである。
日常生活が一変するような大きなストレスは乳児や幼児を含む子供にも大きな影響を及ぼします。
子供はストレスに対して様々な反応を示します。
例えばイライラして怒りっぽくなったり、おねしょをするようになったり等である。保育園で咳払いをして「コロナウィルス」遊び等が流行っていると聞くが論外である。
これらの反応は子供からのSOSである。まず子供に目を向け、寄り添い、子供の言葉を聴き、子供が安心できる環境をつくることが重要である。
一緒に出来るトランプやボードゲームをしてやったり、運動をすることも良いと思います。
皆さんも大変でしょうが子供もSOSを出していることを忘れないで下さい。
何よりもコロナの終息を祈っています。
(追伸)
まりちゃんもついに幼稚園初登場。(3才)。
しっかりマスクをしています。驚異のダブルピースですね。
子供達の幸せを祈っています。
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医師の偏在
以前にも取り上げましたが2024年4月から医師の残業の限度時間が「月45時間、年360時間」に規制される。そこで問題なのが大学病院などの大病院。中でも深刻な医師不足が指摘されている外科、産婦人科、小児科、救急外来の医師の確保である。
一般診療所の財源を損益率の低い病院に移すべきとの意見があるが、そんなものでは打開は無理と思われる。
厚労省資料をみると、1998年の25万人から増えて2016年の医師数は32万人。一方、外科医は28,871人から28,012人へ3%減少。産婦人科はわずか80人増。小児科医も2948人の増加にとどまっている。
診療所の医師に限ると外科医は5778人→3130人と45%も減少。逆に精神科医は1393人から3862人と激増し、眼科医は6217人から8395人へ、皮膚科医は3727人から5411人へと増加している。
私の前からの持論ですが、外科で働いても眼科や皮膚科で働いても収入に大差がないなら、急患や当直、手術が多く責任が重い外科は敬遠されています。10年~20年後には「近くに手術をしてくれる医師がいない」「産みたいのに産めない」事態が迫ってきています。
皆さん、是非、妙案を一緒に考えて下さい。
ゆうちゃんも学校が休みで毎日何をしているのだろうと考える日々が続いています。写真を見ると背がぐーんと伸びてきましたね。
まりちゃんは、いよいよ幼稚園入園が近付いてきました。元気で行って欲しいと思います。
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