私は30才頃より「株」なるものに興味があり、1番最初に買った株は淀川製鋼(ヨドコウ。5451)であった。1935年設立のヨドコウに何となく引かれて1,000株買った。利益よりもチャートをつけるのが日課であり、新聞欄から毎日探し、つけるのである。今のネットの世界に生まれた人には分からない原始的なチャート作りである。結局は利益は出なかったが、新聞を見る楽しみもあった。
さて、NIKKEIプラス1に投資の格言を解説していた。山あり谷ありの修羅場でもまれており、人生の大きな決断に生かせるものも少なくない。そこに揚げてあった格言を紹介します。
①人の行く裏に道あり 花の山
人があまり行かない道こそ目的の「花」が咲いているという格言。
人と違うことをやらないと大きなもうけは得られない。
②強気相場で悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち楽観の中で成熟し幸福の中で消えていく
常に一歩引いて今の相場のステージを確認するときに、この格言が役に立ちます。
③頭と尻尾をくれてやれ
欲張りすぎないことが重要である。
④卵は1つのかごに盛るな
投資資金は1つの対象でなく複数の対象に分散することが重要。
⑤「もう」はまだなり「まだ」はもうなり
安易な判断を戒める言葉です。