ゆうちゃんの好きな「ビスケット」。歴史をひもといてみた。

日本には南蛮菓子の「ビスカウト」として平戸に伝えられ黒船来航の際には日本人にふるまわれて好評だったとある。

そして2月28日が「ビスケットの日」だそうである。

さてビスケットと言えば森永ではなかろうか。1923年生まれの「マリー」を筆頭にロングセラーが多数揃っている。森永製菓は23年、化粧缶に16種類のビスケットが入った贈答用の詰め合わせを発売。「マリー」で有名である。37年には香ばしいバターの味わいの「チョイス」を発売。60年にはクッキータイプの「ムーンライト」。以降、クッキータイプが主流となった。94年には「チョコチップクッキー」が出た。マリーとチョイスは長年のファンである50代、60代が多いが、ムーンライトは30代、40代の子育て世代の購入が目立つ。若年層にはチョコチップが好評である。

現在の売り上げはムーンライトが1位、チョコチップが2位だそうである。

店頭で見ると赤はマリー、黄色はチョイス、青がムーンライトとすぐに識別出来る。

森永は戦前から特徴あるビスケットを販売し、それぞれにファンがついている。今後も時代のニーズに合ったビスケットを作って欲しい。