株を少しでも保有している方には年末に必ず読むワード「掉尾(とうび)の一振」。
日本株には年末に向けて上昇するという経験則があります。これを決まってこう呼びます。「掉尾」とは「物事の最後」という意味で、魚が死ぬ前に尾を振ることから「物事の最後で勢いが盛んになること」ということです。
経済新聞からこの理由を列挙しました。
①配当再投資
年末には私もそうですが配当金(今年の総額は8兆円超)を受け取った投資家が再投資します。
②機関投資家の行動
機関投資家は12月に含み損解消で株の売却をする傾向があり、それの一巡後に年末にかけて買い増し(「お化粧買い」)をすることが多い。
③個人投資家の動向
個人はボーナス支給や新年への期待から投資に積極的になりやすい。
④米国株も年末高
米国の「クリスマスラリー」が日本株を牽引する。
(追伸)
夜になって人は光があると安堵感を覚えると言う。
私の医院は10年前から北隣と南隣に(植木職人さんのボランティアで)年末になるとクリスマスイルミネーションを飾っている。
特に北側は市内電車から見えるので喜んでいただけるようである。
是非、夜にご覧下さい。