阪神大震災(1995年)が1月17日で30年を迎えた。

震災の数日後に私は愛媛県保険医協会の一員として今治の藤田先生と共に東予港より現地、西宮市に訪問した。

西宮の広川内科クリニックが被害を受けてなかったために全国から保団連のボランティアが集まり、広川恵一先生を中心にミーティングを行った。

私は西宮体育館を訪れたが、被災された方々の多くが段ボール敷きの上に生活されていた。何といってもトイレが詰まって使えないのも大きな問題であった。1月は寒かった。

2015年にまとめた本が出版され、表紙に私の診療風景がカラーで載った。

あれから30年経つが、まだまだ日本の災害対応は、台湾などに比べて遅れています。石川県を見ても分かります。ちなみに台湾では地震発生後、迅速な対応で避難所が整備され生活に困らないレベルで対応されています。これは皆さんメディアで、ご覧になったと思います。

是非、防災に力を入れて欲しいです。