以前にも書いた「気象病」。雨の日に耳がボーと詰まったり、雨が降る前や低気圧が通過する時に頭痛等具合が悪くなる人が多いです。実際に当院の入院患者さんにも何人か居ます。

気象病でリウマチの関節痛がひどくなったり喘息の発作が出たり、その他、めまいやふらつきを起こす人も居ます。

さて仮説ですが気象病は太古の昔に危険を回避するために出来た予知機能だというのがあります。狩りの最中に嵐が来たら生命の危機です。そこで天候の悪化をいち早く察知する気圧センサーが作られたというのです。

その「逃避行動仮説」によると人間は皮膚で気圧の変化を感じ取ると、すぐ走って逃げられるように交感神経が緊張する。それにより耳周辺の筋肉が収縮し耳が詰まったような感じがするのでは、と言われています。

気象病?と思ったら休息して下さい。

(追伸)

6月10日に所用で宇和島に行ったときの2人の孫の様子です。

まりかは泣くときはひどいです。

近くの人の顔はよく見えるようです。