今年の夏に防衛大学校の10代の学生が髄膜炎で死亡したというニュースにゾッとした人も多いと思います。
学生は「侵襲性髄膜炎菌感染症」と診断され、入院から6日目で亡くなった。髄膜炎の特徴は20才未満の若年層が学生寮などの共同生活で感染するリスクが高いこと。夏合宿でも起きる。髄膜炎はウィルスや細菌を通して感染します。もともと喉や鼻の粘膜に菌を持っている人が居て、本人はあまり発症しませんが会話のときなどに唾液で他人にうつることがあるのです。うつされた人は寝不足や栄養不足など体調不良のときに発症すると思われます。発症したら死亡率は20~50%と恐ろしいです。
最初は発熱などが出てその後、頭痛、吐き気、けいれん、意識障害が起きます。怖いのは1~2日で一気に悪化し手遅れになること。集団生活をしている人で風邪っぽいと思ったら早目に医師の診察を受けて下さい。
米国では11才と16才で予防接種が義務づけられていますが日本はありません。
(写真4枚)
10月4日はすばらしい中秋の名月でした。
ゆうちゃんはともかく、まりたんは、果たして見たのでしょうか?
写真を見ると、どうやら仲良く眺めたようですね。