まだまだ暑い今年の夏。外来で診ていると冷房の効いたオフィスと太陽が照りつける屋外との行ったり来たりで熱中症症状を呈する人が多いです。温度差についていけないんですね。

さて、夏といえばスポーツドリンクと言う若者が多いですが、古来の味噌汁とどちらが熱中症予防になるか?という論文がありました。

熱中症対策には水分と塩分の上手な補給がポイントです。

その点、具材の野菜から溶け出したミネラルやビタミンも一緒に取れる味噌汁が非常に良いのです。

味噌汁と言うと塩分が気になるかも知れませんが、具材を増やすとそのうま味で味噌の量を減らしてもおいしいです。夏こそ熱中症対策に味噌汁を毎日食べて下さい。

一方、スポーツドリンクは熱中症になった時は水分・塩分の吸収が良いので適していますが糖分も多く500mlのペットボトルはごはん半膳に相当します。対策と思って飲んでいるとカロリーオーバーになります。

日本古来の味噌汁を是非!

(追伸)

ゆうちゃんバットを造ってくれたO君からいただいた暑中見舞の葉書の裏に面白い写真が。

犬もリポビタンを飲みたくなる暑い8月でした。