クコはおもに中国や朝鮮、台湾で作られているナス科の植物。日本では平安時代から重要な薬草として使われており、徳川家康も愛用していたとか。

近年「ゴジベリー」という名で流通しているクコの実は色素成分であるカロテノイドの一種、ゼアキサンチンを多く含みます。ゼアキサンチンは主に網膜の中央にある黄斑部に存在し、目に入る紫外線やブルーライト等により発生する活性酸素の害から目を守る働きをするため目の老化が気になる方におすすめの食材です。その他シミの回復促進や肝機能の低下を抑制する働きを期待されるベタインが含まれています。

クコの実は薬効が強いので体質に合わない方もおり妊娠中、授乳中は控えた方がいいとされています。

いずれにしても少量ずつ様子を見ながら食生活に取り入れてみて下さい。例えばお粥を炊く際にクコの実粥や日本茶、紅茶に少量入れてクコの実茶等。

 

(追伸)

春号 くに~ず新聞に紹介しましたように、31周年を機にナースの制服を一新しました。

よろしくお願いします。