冬になると子供のほっぺは赤くなる。
生まれたばかりの乳児は皮膚が薄く血流が透けて見えやすいので、泣くと体全体が赤く見えます。
これが「赤ちゃん」の語源です。
その後、成長と共に皮膚も厚くなってきますが、屋外でよく遊ぶ年令になってくると冬は屋外と室内の温度差が激しいので子供のほっぺは赤くなりやすいのです。
人は寒いと自律神経の働きで皮膚表面近くの毛細血管を収縮させて熱を逃がさないようにする。逆に暑いと血管を拡張させて熱を逃がそうとする。冬はこれが頻繁に繰り返され、拡張した血管の血流の色が透けて見えるため、ほっぺが赤くなる。
では大人は何故、ならないのか?
大人の皮膚は子供ほど薄くなく血流が透けないからです。
さて、最近、ほっぺの赤い子供が少ないと思われますがこれは、最近、屋外で遊ぶ子供が減ってきているからです。
子供は風の子。元気一杯、外で遊んで欲しいです。
(追伸)
当院の看護師、神東(旧姓 宮下)麻美さんが12月3日(日)、マリベールスパイアにて結婚式を挙げました。ますます頑張ると申してますので引き続き宜しくお願いします。(写真4枚)