とかくコレステロールの陰に隠れて日の当たらなかった中性脂肪。最近、研究が進んできました。
冬場は忘年会はじめアルコールが入ることで食べすぎてしまい、中性脂肪がびっくりするほど上昇します。
中性脂肪の誤解は「脂質を多く摂ると上昇する」ということです。実は炭水化物の過剰摂取が原因であることがほとんどです。麺、米、パン、芋など摂り過ぎが原因です。そしてアルコールを一緒に摂ると中性脂肪の吸収が極めて良くなります。飲むときは糖質量の少ない肉、卵、魚、野菜、海藻、豆腐などがベターです。
アルコールだけであれば中性脂肪は上がるどころか2合程度なら低下させます。
中性脂肪は善玉HDLコレステロールを減らし、更に悪玉LDLコレステロールを小型化し超悪玉コレステロールを生み出してしまいます。動脈硬化が原因で起こる脳梗塞や脳出血、心筋梗塞等はコレステロールもですが中性脂肪に、より注意が必要なのです。
アルコールを飲んで〆のラーメンは最悪なのです。
1月29日のブログに書いた「八甲田山」。
もちろん1977年、映画化されたので中~高年の方はみんな御存知だと思います。
新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」を原作とする映画です。
キャストも高倉健、北大路欣也、三國連太郎、秋吉久美子等々、一流が揃っています。史実に基づいていますので是非、観て下さい。
尚、早速レンタルビデオ(2時間52分)で観てくれた人の感想です。
Iさん(32才):北大路さんの台詞、「天は我々を見放した」は有名ですね。ここから、このフレーズが始まったことが分かって感動しました。さて、この映画が実際にあった話というのに驚きました。こういった怖さや愚かさを多くの人に知ってもらいたいし風化させたくないです。冬山の壮大さや自然の厳しさ、そして人間の無力さも感じました。昭和を代表する俳優達は迫力がありますね。
H君(39才):雪中行軍の過酷さ・厳しさ、戦争の悲惨さ・虚しさが身に染みる作品で、こたつの中で観賞しましたが、終始身震いしていました。高倉健さんは男が惚れる男でした。
R君(38才):冬の八甲田山という、大自然の猛威と、リーダーの判断力の重要性を学びました。そして終盤、賽の河原での神田大尉と出会う徳島大尉。高倉健さんの演技にただただ感動です。