物忘れ。加齢に伴う悩みの1つです。薬物療法もありますが、今日は食事で予防出来ないか?がテーマです。
脳が喜ぶ栄養素はタンパク質と糖質です。高齢になって肉を避けるのは間違いで脳には動物性タンパク質が必要なのです。動物性タンパク質には脳内の神経伝達物質セロトニンを効率的に増やす働きがあります。コレステロールは細胞膜の原料であり血管を柔軟にする作用もあります。つまりコレステロールが不足すると脳の細胞膜が弱くなり脳の血管も硬くもろくなってしまいます。出来れば脂肪の少ない赤身肉がベストです。
一方の糖質は脳の唯一のエネルギー源である。神経伝達物質のアセチルコリンの生成を助け、記憶力を高める作用があります。昨今、「糖質制限」が流行しているが、過ぎるとアウトです。脳の働きが悪くなります。
まとめとして、糖も肉も大事ですが、だからと言ってオーバーになりすぎると又、逆効果にもなります。
バランス良く摂って下さい。