夜間に何度もトイレ。睡眠の妨げにもなるばかりか、高齢者だと転倒や肺炎のリスクも増え寿命が短くなるという研究報告がある。
病気としては前立腺肥大、過活動膀胱、睡眠時無呼吸症候群、糖尿病、腎臓病、そして寝る前の「水の飲みすぎ」や飲酒等の生活習慣も考えられる。
さてこれらの対処を行ってもよくならないときはどうしたら良いか?
①塩分を減らす
塩分の過剰摂取は体内のナトリウムとのバランスを崩し水分を欲するようになります。すると夜間の尿量が増えるのです。夕食は塩分少なめが良いのです。
②夕方のウォーキング
ウォーキングをするとふくらはぎが刺激されて血流などが良くなり血液、リンパ液が心臓に戻りやすくなります。夕方以降のウォーキングは下肢のむくみを改善し余分な水分を就寝前までに尿で出してくれます。
③就寝1時間前にマッサージをして足を上げる
足首から順に上にいくようにふくらはぎを両手でマッサージ。もんだりさすったりすればいい。また数十分の足上げだけでも効果がある。
④寝る2~3時間前に風呂に入る
血流が良くなり寝る前に下肢の水分が尿となって出ます。
⑤漢方薬
八味地黄丸(はちみじおうがん)や牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)などがいい。
以上試してみて下さい。

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