バナナが黄色になったり、いちごが赤くなったりするのは、実は動物に熟したことを知らせるためだ、との説がある。
またバナナやリンゴは切って時間が経つと褐変するが、いちごはしない。これは酸化防御系が異なっているからである。
さて果物の色は人間以外の動物も見えているのだろうか?
実は動物によって色の識別能力は異なるのです。
人間は赤、緑、青の三原色を基本とする。これに対し、犬や猫は嗅覚こそ優れているものの、赤、青の二原色である。進化の過程で哺乳類が肉食恐竜などの捕食者から逃れるために、一度、夜行性になったことに関係しているそうです。愛犬、オンプ君に私がおしゃれな服を着ても全くカラフルに見えてないようです。
一方、鳥類は嗅覚は劣るが視力に優れ、赤、緑、青に紫外線を加えた四原色が基本です。
人間に生まれて良かったと思っています。