「痔は切らないで治すのが世界の常識です。」と言うのが、「38万人を診た専門医が教える 自分で痔を治す方法」(アチーブメント出版)の著者、平田雅彦先生。
日本人の痔の自覚症状は3人に1人。早く治療すればいいが、ついつい恥ずかしさや手術の恐怖から遅れてしまう。そこで平田先生は痔になりやすい生活習慣を8つにまとめている。
①便秘タイプ・・・便はためこむと炎症を起こす。食物繊維の摂取が必要。
②下痢タイプ・・・食事改善が必要。
③運動不足タイプ・・・お尻のうっ血が原因。できるだけ歩くこと。
④飲酒タイプ・・・飲まないのがいいが、せめてアルカロイドが含まれるワイン・日本酒より蒸留酒を。
⑤出産後タイプ・・・トイレタイム確保や食物繊維を。
⑥冷え性タイプ・・・膝掛けやカイロを上手に利用すること。
⑦ストレスタイプ・・・ストレス発散に努めること。アドレナリンが放出され炎症が起こりやすくなっている。
⑧生理タイプ・・・生理前後は仕事を1割減らす、1時間早く寝るなどの工夫を。
もちろん「下血」は癌との鑑別を必ず医師に相談して下さい。