今や日本人の痛風患者は増加し、100万人を突破した。高尿酸血症(尿酸値>7.0)の人はその10倍の1000万人に上ると推測されている。

一般的な認識としては依然として「ビール→プリン体→痛風」のレベルにとどまっている。

しかし本当の“くせ者”は実は高尿酸血症である。

「高尿酸血症は尿酸が細胞内に取り込まれて臓器障害を起こす全身病」であり、特に発症リスクの高い病気として、痛風のほか高血圧、糖尿病、脂質異常症、CKD、脂肪肝などが挙がっている。

また尿酸値の数値と肥満の有病率は比例し、メタボリックシンドロームと有意に相関している。

食品と痛風発症の関係では特に乳製品がリスクを下げます。牛乳、ヨーグルトは是非、摂取して下さい。