みなさん、日本のコインは中国式なのを知っていましたか?
西洋のコインはローマもギリシャも穴が開いているのは一つもない。実は世界のあらゆるコインの中で穴が開いているのは中国式だけなのです。
この穴は時代劇でも、ひもを通して1000枚のかたまりを一貫文(かんもん)として取引に使っているのをTVで見たことがありますね。日本では今でも五円玉を穴あき銭にしています。いまは、中国が穴あき銭を発行していないのでおそらくこれが世界唯一のものでしょう。
穴の有無は中国でコインは鋳造(ちゅうぞう)したからです。材料(銅など)の金属を溶かして型に流しこんで成型する鋳物(いもの)だったのです。
では西洋のは何故穴がないか?それは西洋のコインは鋳造ではなく鍛造(たんぞう)という作り方です。金属を溶かさずハンマーなどで型に合わせて打ち抜いたり叩いて整えるやり方です。
日本でも金貨である大判小判はそれで造られています。所変われば品変わる。
通貨のお話でした。
(追伸)
久しぶりに、ゆうり、まりかの写真です。
2人共に、すくすくと大きくなってきています。
果物大好きのまりかは、さくらんぼを独り占めでおいしそうです。