自分の意思とは関係なく自動的に全身の器官の活動をコントロールしているのは「自律神経」。意識しなくても呼吸が続いたり、心ぞうが動いたり、汗をかいたり、体温が変化したり、胃腸が消化活動を行ったりするのはすべて自律神経の働きによるものである。

「戦闘モード」の交感神経と「リラックスモード」の副交感神経。その場の状況に応じてどちらかが優位になりシーソーのようにバランスをとりながら働いています。

しかしこの機能が不全になると自律神経失調症が起こります。検査では分からない不定愁訴。

頭痛、めまい、疲労感、低血圧、頻脈、動悸、吐き気、下痢、便秘等々。

これらの乱れにはさまざまなストレスや不規則な生活習慣が大きく関わってきます。

今回は「骨格のゆがみ」からも起きることを話します。姿勢が悪いと何故、自律神経が乱れるのか?

自律神経は脳の視床下部から始まり、脊髄を通って全身の各器官につながっています。

途中の脊椎というS字カーブを保っている骨のトンネルの中を通るのですがカーブが変形したり、ずれたりすると自律神経が正常な働きをしづらくなるのです。姿勢を正しく保つのもとても大事な事なのです。

是時、参考にして下さい。