日本では古くから「桃湯」が親しまれていました。江戸時代から夏の土用には桃の葉を浮かべた湯に入ることで、あせもや湿疹の予防をしたそうです。
食べる果実の主成分は果糖。体内で代謝の過程を経ずにエネルギーとなるので疲労回復には即効性のある栄養素です。
また塩分の排出を助けるカリウムやエネルギーを作り出すことにも関わっているナイアシン、老化予防に関わるビタミンE、食物繊維なども含まれています。
果物の中では糖質もエネルギーも比較的少ない部類に入ります。
しかし缶詰の桃はシロップのため生と比べて糖質が2倍以上あります。実と皮の間が一番甘いと言われるので皮ごと食べるのもOKです。
桃に含まれる食物繊維はヨーグルトに含まれる乳酸菌を増やす働きがあるのでサンドイッチにしてもよさそうです。