「英雄伝」で有名な古代ギリシャのプルタルコスが食卓歓談集の中で酒杯を手にしながらの友人たちとの談議をつづっている。

そこに面白い記事がある。

宴会の料理は最初から一人ずつ取り分けるのがいいか、大皿からめいめい取るのがいいか、という話である。皆さん、どう思いますか?

①大皿派・・・取り分けは一体感がそがれるし、同じ量というのは小食の人、大食漢の人それぞれに不具合である、と。

②取り分け派・・・そもそも食事は「分与」と呼ばれ平等な分配が筋である。大皿派のいけないのは、食べるのが遅い人からすると大食漢を敵に回す、というのである。

コロナ禍の現在は会合では「取り分け」で感染防止になっていますが、これは永遠に続く議論です。

皆さんは①ですか、②ですか?