12月16日はベートーベンの生誕250年であった。
今月はベートーベンを取り上げた番組をたくさん観た。
アンケートでやはりNo1.は「第九」であった。(9番目の最後の交響曲)。日本では「楽聖」と呼ばれる。
歴史をひもとくと、1787年、16才のベートーベンはかねてから憧れを抱いていたモーツァルトを訪問した。その直後、最愛の母・マリアが死没し、アルコール依存症となり、苦悩の日々を過ごした。28才の頃には聴覚が失われ自殺も考えた・・・とある。詳しいことは皆様の方が御存知でしょうが「英雄」「運命」「田園」など残された9つの交響曲はどれも他の追随を許さぬ傑作ぞろいである。
ベートーベンは私達へもメッセージを投じている。
「抱きあおう、幾百万の人々よ」。第九の詞が呼びかけて200年近く。世界の人々が抱き合う日が来て欲しいものです。