ビートルズは私の青春時代、最も愛したアーチストであり、今でも尚、その音楽性を含めて数多くの評論家が絶賛しています。
さて、この4人共が菜食主義者であったことも有名です。
例えばジョージ・ハリソン。映画「ヘルプ」の撮影時にインドの楽器シタールに興味を持ち、インドの文化やヒンズー教に傾倒して行き、ベジタリアンとなりました。
詳しく言うと知人からもらった牛の飼育に関する本を読み肉食への疑問が芽生えた、と。牛の赤ちゃんが暗くて小さな木箱に押し込められ体の向きを変えることも出来ないような環境に居るのを見て肉を食べないと決めた、とか。
ジョージは死ぬまで菜食主義を貫き、自分の家では肉や魚を調理するのも食べるのも許さなかったそうです。今でこそ多いですがその当時、ベジタリアンを続けるのは至難の業だったと思います。
ちなみにジョージの作曲の中で私の一番好きな曲は「ヒア・カムズ・ザ・サン」です。歌詞の中に春の到来による安堵感が漂います。