マナーが型どおりに固まってしまった状態を「マンネリ化」と呼びます。皆さんも日常生活で自分の行動の一部が「マンネリ化」していることに気が付くと思います。
さて今回はコミュニケーション塾主宰の今井登茂子さんが日経新聞に書いてある「マナーのツボ」から引用してみます。
最近、「トイレットペーパーを三角に折り畳まないで下さい」と、ある所のトイレに貼り紙をしていた、と。
本来、三角折りはホテルの従業員が「このトイレ(個室)の清掃は済みました」ということを知らせるためのサインでした。「きれいになってますよ」の合図でした。
これが一般に広がって今は、マナーと信じられています。ところがこのコロナ禍。「用を足した後、手を洗わずに畳むのは不潔ではないか?」と。
確かに我々の三角折りは「マンネリ化」してしまっていたのかも知れません。
皆さん、コロナ禍の今、いかがでしょうか?