口の中をつい、かんでしまうことがよくあります。必ず1度や2度は皆さん、あるはずです。

何故かむのでしょう?

通常は口の中の粘膜をかまないように、歯と頬、唇および舌が協調して微妙に動き、その結果、そしゃく、嚥下、発音をスムーズにこなしています。

歯が粘膜に触れていても、うまく食物をかみつぶすことも出来る。しかしストレスや加齢によってあまり口を動かさなくなったり、歯と頬などの協調が円滑にできなくなったりすると粘膜をかみやすくなる。

治療は軟膏を塗ったり、ビタミン剤、漢方薬などがありますが、一旦、傷つけると腫れてしまい、再びかみやすくなるので要注意です。

予防法は口の中を乾燥させないこと。口中の粘膜がぬれているからこそ、唇や舌が滑らかに動いて機能します。

かみやすい人は食事の際に食物と水分を交互に取ったり、食材にとろみをつけるのも大事です。

また急いで食事をしないことも大事です。