人生を60年以上、送ってきて思うことがある。

色々な失敗があった。何と言っても最初のつまづきが大学入試の失敗。東京は駿台予備校(すんだい)へ入学したことである。多くの友人が新入学で大学のキャンパスライフの楽しい毎日を送っているのに私はお茶の水へ通勤となった。

「浪人」というネーミングも今でも嫌いである。皆さん「浪人」で検索して下さい。「古代において戸籍に登録された地を離れて他国を流浪している者のこと」とある。これではあまりにも差別表現ではなかろうか?

さて、色々な失敗を経て今があるが、言えることはたとえ失敗したとしても、その後に良い変化が起きる可能性は十分にあるということです。

長い目で見れば、失敗は失敗で終わらないということをどうか忘れないで下さい。