今、我々開業医はどういう生き方をしているか、をお話しましょう。

もちろん科によって違いますが、どの医院もコロナ対策に追われているのは言うまでもありません。手指消毒から始まって換気はどこも一緒の基本対策です。一番、神経を使うのがコロナ感染症疑いの患者さんです。当院では隔離個室に入っていただいて必要に応じて血液検査や、医師会検診センターへのPCR検査依頼に相当時間を割かれます。どうしても不要不急に該当しない県外出張者も多く、「まあこれくらいの症状ならいいか」から「いや待てよ」まで、さまざまな苦難を開業医は連日して居ります。

一年前にはあまり居なかった若年層も増えて居り、「若いからまあ大丈夫か」が通用しなくなり、本当に神経をすり減らします。

医師会や保険医協会も厚労省に何度も、医療従事者への手厚い援助を求めていますが、残念ながら良い回答が得られていません。

1日も早く、膝をつき合わせての歓談や、のびのびゴルフをしたいものです。