私が過去を回想していて最近、見直しているのが愛光高校の時に授業で用いた論語である。
孔子は2500年も前です。紀元前ですから唯々、驚きます。弟子との対話を収めています。
当時「十有五にして学に志す」は、まさに「私の年令から学問を始めるものなんだ」と妙に納得した記憶があります。
いくつか思い出の深いものを掲げてみます。
①「君子は和して同ぜず小人は同じて和せず」
大人物は人と調和しながら付和雷同しない。小人物はその逆である。本当の仲間は「迎合」しないものだと。
②「巧言令色鮮し仁」(こうげんれいしょくすくなしじん)
言葉巧みで外見を装うタイプの人間には他者を愛する気持ちは少ない。
③「人遠き慮(おもんばか)りなければ、必ず近き憂いあり」
将来から自分を見る重要性を説いている。コロナ対策でも、わが国が普段から10年~20年先を見据えた感染予防対策をしていれば・・・と残念に思います。
是非、皆様、ゆっくり論語を読んでみて下さい。2500年前から人の生き方は変わっていないのです。
(追伸)
頂き物のさくらんぼを独り占めにしている、まりかでした。満足。