こんな熟語を中学の時に習いました。

「おの」は、かまきりの前足の意味です。

いにしえの中国。車に乗る王様が道で一匹のカマキリを見つけた。すると従者が「この虫は進むことしか知りません」と。

ふつうは王様の車にひかれて即死となるかまきりですが、王様が「こやつがもし人間なら天下に名をとどろかす勇武の者になる」と、かまきりを避けて通らせたとあります。

自らの非力さをかえりみず敵に向かおうとすることを言います。

蛮勇への戒めのほか、捨て身の勇気への称賛の意味もあるようです。

天安門事件で一人、戦車に立ち向かった男性。

「専制に挑んだ英雄」なのか「無名の反逆者」なのか?考えさせられました。

(追伸)

ゆうり、まりかのバレエの発表会の時の写真を出します。