最近のTVニュースやワイドショーはコロナをはじめとした暗い話題ばかりが多いです。
人は基本的にネガティブな情報に目が行ってしまう傾向があります。これを「ネガティビティー・バイアス」と呼びます。本来は明るいニュースもあるはずなんですが、陰うつな話題ばかりを想起してしまうのは人間である以上、仕方のないことでもあるのです。
ミシガン大学での研究で「平均的な人間はポジティブなニュースよりもネガティブなニュースによって皮膚の電気反応や血液量、心拍数に大きな影響を受ける」との結果が出ました。
メディアから流れる暴力的なニュースやネガティブな報道は長期的に心理的悪影響をもたらす―イギリスの心理学者デイビー博士の言葉です。
「こんな悲惨な事実がある」と知ることは大事ですが「こんなに頑張っている人達が居る」といった気持ちが明るくなるニュースを知ることもとても大事です。良いニュースをキャッチするクセをつけて下さい。