紳士のフォーマルな装い「タキシード」。

19世紀末に従来の燕尾服から長い裾を省いた夜の略礼装として広まった。

英国発を思いがちだが実は米国発です。ニューヨーク郊外の地、タキシードパークに由来します。

その語源は先住民の言葉「タクセド(クマの巣穴)」です。この地を別荘地として開発したタバコ王ロリラード家の子弟が1880年代にタキシードパークの夜のパーティーで燕尾服の代わりに着た短い上着が話題となり流行しました。

コロナ禍でなかなかフォーマルの服を着ることもなくなった昨今ですが、また落ち着いたらパーティーで着たいものです。

(追伸)

越智クリニックの前身、後藤田内科の後藤田公夫先生が亡くなってから35年が経ちました。孫達が先日、掃除に来てくれました。

きっと天国から、ほほえんでくれていると思います。