「試験勉強」の厳しさは皆さん、大なり小なり青春時代に味わったと思います。

世界を見渡して私が一番、難関と思うのは中国の官僚登用試験「科挙」ではないでしょうか?

6世紀末に始まり20世紀初頭まで1300年も続きました。

食料や布団を会場に持ち込み、泊りがけで論語などの古典、計62万字の知識を問う壮絶な一戦である。

最終段階で皇帝が臨席した時代もあったそうです。

合格すると高位の役人の地位が約束され、教養人として尊敬を集めました。歴史家は「学識ある者が政治を行う文治主義が定着した」と制度を評価しています。

それにしても日本のカンニング。デジタルの世界にはこんな弊害もあるようです。

中学、高校の時の壮絶な勉強を思い出しました。

(追伸)

K君の写真を添付します。

左は久米島。(沖縄本島の西100km)。琉球諸島の中で最も美しい島と称えられています。

右はイーフビーチ全景。向かいの島は奥武(おう)島で久米島と海中道路で結ばれています。