「卒業」という言葉。
「卒業は学校の規定の全課程を修了すること」とある。幼稚園は卒園となる。
私にとって一番泣けたのは、小学校の気がする。愛光中、高校の高3の時の卒業式は大学入試も控え、感慨にふける暇はなかったし、大学の卒業式も医師国家試験が控えて、これまた感慨はなかった。
小学校の時は、みんなと別れて「松山」の愛光中学へ行かないといけないのも寂しかった理由の一つである。6年間の色々、先生にたたかれたことや、遊び回ったことなどが走馬灯のように想い出されて悲しい気分になった。「仰げば尊し」も、こみ上げるものがあった。
さて、孫のゆうりも3月24日に番城小学校を卒業した。コロナ禍にありながら学校の配慮で歌は歌えたそうで、娘も泣きに泣いたようである。卒業ソングも「栄光の架橋」「道」「さくら」「旅立ちの唄」等、時代の変遷があるが、人生の重要な節目であることは間違いない。
ゆうちゃん、おめでとう。