毎日の仕事で好きなことをやるために、しっかりと時間を確保する人は多いでしょう。

しかし好きなことの度が過ぎて睡眠不足に陥ったり疲れが溜まったりするかもしれません。

それを戒める中国の故事が「病膏肓に入る」です。「膏」とは心ぞうの下あたりで「肓」は横隔膜の上の隠れた部分です。

内蔵の奥深くのこの部分が痛むと針も灸もその力が及ばず病気が重くなって治療ができなくなることを指します。

転じて、物事に熱中し過ぎて手のつけられないほどになる状況を意味します。

あくまで仕事が主で趣味は従です。

節度を保ちつつ好きなことを楽しみたいものです。